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無意識に圧を与えているかもしれない件
スポーツって誰でも参加できるからいいですよね。わたしは運動音痴ですけど、サッカーで盛り上がります。昨日も猫と一緒にテレビで応援しました。
そういえば動物好きな人に悪い人はいません。動物が家にいるって癒されるので、心優しくなれるのかもしれません。人との接触が減ってますし。
やっぱり人間のコミュニケーションは実際にお会いするのが一番。オンラインは便利ですけど、いい仕事するためには対面が欠かせないですよね。
これらはいずれも何気ない会話です。相手が反対意見を出しにくい特徴があります。
・スポーツはいろんな楽しみ方があるから、楽しめないのはあなたの問題。
・動物好きはいい人。動物嫌いな人は優しい人ではない。
・物理的に対面してこそ人間。オンラインだけではいい仕事ができない。
こんな意味合いが感じられます。賛同を前提に話しているからでしょう。
無理して話題に同調するわけにもいかず、回答することもあります。
・スポーツ好きというわけでなく、選手の名もよく知りません。
・好きな動物もないので飼っていません。
・人と実際に会えないことへのストレスはそれほど感じてません。
ここで気まずいムードになると、関係性が次のステップに進むことが多いように思います。というのも、気まずいのは相手と自分が「同じではない」と気づいたからで、すべてはそこからスタートです。丁寧に話せば、感覚や好の違いを知り、視点の違いを生かす場面もあるでしょう。
気まずくならないこともあります。話をポジティブに展開しようとしているので、屈託ない笑顔で質問が続きます。
・スポーツ嫌いなんですか!どうして?
・動物嫌いはアレルギーか何かですか?
・ITに強いから!わたしは文系なんです。
こちらの方が厄介で、話は平行線のままです。こういう時の反応にはパターンがあります。
①好きではない=嫌い と受け取られる
これが本当に多いです。とりたてて好きな点がないというだけで嫌いじゃないんですけどね。大体セットで嫌いな理由を聞かれます。
②相手が納得する理由を言うまで聞かれる
答える義務はないと思うのですが、じゃまくさいから答えるわけです。でもそれは相手が理解しづらい、納得しづらいこと多く、なぜなぜ攻撃にあいます。アレルギーのようなやむを得ない事情があるとすぐに納得されます。
③話がすり替えられる
曲解や早合点によって、いつの間にか文系と理系の話になっているようなことです。違うものを違うとだけ認識すればいいはずですが、なんとかして理解しようと頑張ってしまうんですね。
こんなちょっとの事でと思うかもしれません。しかし、多くの人が同様の会話をすることで、言われる人が自分が間違っているのか、変わり者なのか、と不安になります。自信を持てなくなります。そして、こんな些細なことは聞き流そうとして、話を合わせたり距離をとったりします。
・スポーツ好きのふりをする
・動物好きのふりをする
・オンラインストレスのふりをする
相手を尊重するとは、押し付けないこと。
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