鏡2
(前回のつづきの妄想物語?)
わたしが何なのかわからない、わたしを知りたい、と思ったが為に、鏡が創造された。
しかし、わたしは鏡というものを知らないから、そこに映った像をわたしだとは認識出来なかった。
鏡を認識できないまま、その鏡に映った像から、想像が膨らみ、創造が始まった。
最初は靄の様なハッキリしないものだったかもしれないが、集まったり、分裂したりを繰り返し、次第に形を帯びて行った。
それを「カミ」と名付けたとか、なんとか…。
カミは分裂を繰り返し、個々が、様々なものを創造する様になった。
そうして、この世界が創造され、今に至っているとしたら?
その大元の"わたし"(創造主)は、どこからこの世界を見ていると思う?
この世界が、鏡に映った"わたし"だとしたら?
この世界に、"わたし"しか居ないのだとしたら?
"わたし"はどうしたい?
"わたし"なら、この先の未来に何を創造する?
私の"わたし"遊び。であり、わたしの"私"遊び。でもあったりして。
"わたし"の位置に、私を重ねてみる。
Imagine.
(鏡に我が映って居ると知らなかったから神が生まれたのかもしれない)