心理的成功が10割
おそらく世間的には「うまくいっている」のだろう、
でも、素直に喜べずモヤモヤとした気持ちに包まれている…。
そんな経験はありませんか?
一方で、世間の目はそれはそれ、いつも穏やかに暮らしている人も沢山います。
あらためて、成功ってなんなのでしょうか?
成功って何なのか
「今、成功していますか?」
と聞かれたらあなたはなんと応えるでしょうか。
「成功」についての話題になるときは、社会的成功の話がほとんどのように感じます。
そして、その社会的成功をどう捉えるかがやっかいで、「成長」という軸で考えれば収入であったり、知名度や影響力であったりがより多い方が価値があると無意識的に捉えがちです。
だから、どんなに頑張っても、どんな結果が出ても、満たされるのは一瞬だけ、目の前には終わりのない階段が続いています。
社会的成功だけをめざし続けることは、おなかがすいている状態から抜けられないことでもあります。
「なんのためにやっているのだろう」
ふと、ゴールや頑張る原動力を見失ってしまうこともあります。
あなたはどうですか?
成功かどうかはあなたが決める
事実、周囲の言う「成功」にモヤモヤしたことはありませんか。
考えてみてください。
本来、人によって幸福感を感じられるカタチは違うはずなのですが、一律で目に見える均一のスケールで成功を図ろうとすることに落とし穴があるのです。
こんな時は、あなたに取っての成功基準は何なのか、周囲の価値観を一旦隣に置いてから考えてみることが有効です。
収入などの動くお金、関わる人やその人数、忙しさ、時間のかけ方…
あなたにとってちょうどよいサイズはどのくらいでしょうか。
また、成功を追い求めるとついつい未来志向になりすぎて「今ここ」の日々の喜びや充実感を見過ごしてしまいがちになるため、まだない未来だけでなく、今既にあるものにも目を向けて、味わうことも大切です。
自分にとっての「成功」を捉えられていれば、ベクトルの違う人の「成功」の結果やスケールに惑わされることはありません。
あなたにとっての成功を目指そう
そんなあなたにとっての成功、あなたにとっての史上最高の自分のことを研究者のホールは「心理的成功」と表現しています。
成功は自分の外側にあるのではなく、内側にあるという考え方です。
特に社会の変化が多い今日は、自分の外側の成功ばかりに目を向けていては幸福感は感じにくいもの。
個人的に最高の努力を尽くして結果を得られたと感じること。
自分のスケールで成功を実感し、充足感を感じること。
自分の内側にある「今ここがこうだったら心地よいな」という状態をイメージして、そこに近づけていくことが大切です。
さらにその活動や仕事が社会とのつながりを感じられたらいいですね。
あなたにとっての成功とは?
大切な価値とは?
そのために何をしたいですか?