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ニュースの手帖

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2021年6月の記事一覧

公序良俗が行き過ぎると息が詰まる話 ピエール瀧氏の逮捕余聞

公序良俗が行き過ぎると息が詰まる話 ピエール瀧氏の逮捕余聞

▼美術手帖のサイトで、いい話が報道されていた。2021年6月21日配信の記事。適宜太字。

〈映画『宮本から君へ』助成金不交付で原告が勝訴。芸術文化振興会に不交付取り消し命じる〉

〈文化庁所管の芸術文化振興会が映画『宮本から君へ』に対する助成金1000万円を不交付とし、この行政処分の取り消しを求めた訴訟で、原告側が勝訴した。

独立行政法人日本芸術文化振興会(芸文振)が映画『宮本から君へ』に対す

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他国を救わないと、自国がとても損をする話

他国を救わないと、自国がとても損をする話

▼「三田評論オンライン」に載った、ゲイツ財団日本常駐代表の柏倉美保子氏のインタビューから。(2021年2月15日)

友人から教わったのだが、とても興味深い話だ。

▼ゲイツ財団は、「COVAX(コバックス)ファシリティ」という、途上国にもコロナワクチンを行き届くようにするシステムづくりに努力しているのだが、先進国のなかでは、日本は最初に手を挙げた国だ。これを筆者は日本人として誇りに思う。コバック

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熱中症で亡くなる高齢者の4割が、家にエアコンが無い件

熱中症で亡くなる高齢者の4割が、家にエアコンが無い件

▼数年前、住んでいるアパートの窓が南向きで、夏が猛烈に暑く、そんな時期に限ってエアコンが壊れてしまい、修理の業者が大忙しで、エアコンが直るまでに10日以上待たねばならない、というひどい目に遭ったことがある。その時のことを思い出した、2021年4月28日配信のNHKニュース。適宜改行と太字。

〈昨夏 東京23区内 熱中症で死亡の高齢者 約4割“エアコン無し〉

〈熱中症の対策ではエアコンの適切な利

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