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大海明日香
2024年3月19日 23:33
沈みかけのままずっと漂っている船みたいな家を出てから生活が自分の腕の中にふらっとやってきてくれたような気がして、どうか離れていかないでねと抱きしめたり世話を焼いたりしてるあいだに時間が流れていってしまうね、最近はずっと、近頃読んでもいないのによだかの星のことばかり思い出すよ、よだかにも、鳥たちにも、太陽にも、星にも、誰にもなれないような、誰のことも分からないような物語、だけどきっと、どこか