Webtoon作品制作に今すぐ使えそうなAI作画素材まとめ
AI大好きなみなさん、こんにちは!もろもろの試行錯誤の末、AI作画マンガを描き終え、すっかりAIと仲良しになったみじんこです。
Webtoon界隈でも脚本・企画作家として活動しているみじんこが、Webtoon制作に素材としてすぐに使えそうなAI作画をまとめてみます。Webtoonはフルカラーなので、制作に非常に時間がかかると言われてますが、AIをうまく使うことで、リリース期間を短くできれば、結果、関わる作家にとってもハッピーなのではと思っています。
1)背景
まずは圧倒的にAIが得意なのが背景です。中世ヨーロッパあたりを舞台にした作品って多いと思うのですが、これだけ華やかなお城の絵が1分でできあがっちゃう。
昼や夜など時間帯を変えることもできますし、
城内のイメージも簡単に制作できます。
Webtoon作品って、よくよく見てると、キャラクターの顔に木漏れ日の光が落ちてるのもよく見かけるんですよね。顔なのにいいのかなーとか思ったりするんですが、画面全体に情報量が増えて華やかに見える効果がある気がしています。
そんな植物のシルエットや
一面に広がる花畑などもAIの大好物です。
手描きすると大変そうなお茶会のイメージも簡単に錬成できちゃいます。
近代的な都市もつくれます!
ダンジョン(洞窟)みたいな雰囲気もつくれそうでした。
2)線のパターン
不穏な雰囲気の時などに、背景に透かしの模様が入ってることもWebtoonではよくあります。そんなパターンをつくるのもAIは大得意。
抽象的なイメージとして、歯車が使われることがありますが、そういうイメージ画像も1分で作ってくれます。
3)語りを入れる枠線
〇〇王国には△△という掟があるのです。みたいな語りが、華やかな枠線に囲まれて入ってることがありますが、そんなイメージもつくれます。
ちょっと立体的なバージョンだとこんな感じとか。
4)花のあしらい
女性向けWebtoon作品だと、主人公の引き絵に花があしらわれていることが多くあります。背景に花を敷き詰めたい時などにも使えそうです。
5)イメージビジュアルやキャラクターデザイン
正式リリース前の企画書を制作する時に、作品のイメージビジュアルや、キャラデザがあるといいですよね。
指はちょっと変なので、リリース版としては使えませんが、イメージビジュアルとしては使えるのではないでしょうか?
キャラクターも、特徴的なキャラは出しにくいですが、雰囲気が伝わって欲しいくらいであれば出せます。(指は変だけど)
6)ドレスデザイン
女性向けWebtoon作品って、女性キャラがめちゃくちゃ着替えるんですよね。全部違うドレスデザインになっていて、どうやらWebtoon用のドレスデザイナーという職種の方がいらっしゃるようです。
ドレス案をAIでつくり、これをもとに作画していくこともできそうです。
7)国旗や紋章
他に作れそうなのは、国旗や紋章のデザインです。魔法陣とか、なんかの魔法の紋章みたいなもののベースが作れそうな気がします。
それっぽい感じのができるので、これを丁寧に作画して、いい感じに着色するとか、
色付きで錬成するともっと早いかも。
AIへの指定もかなり細かくできるようですし、キャラクターのポーズも学習によってもっと簡単に、思い通りに出せるようになってくる予感がします。
絵が描けなくてもフルカラーマンガがリッチに創れる!ぜひみなさんも試してみてください。最後に、今回使用しているAIは、にじジャーニーになります。
初回は無料で25回まで錬成できるので(正確には25分間)、気になる方はぜひ試してみてくださいね!