マンガサイト「アル」の記事から学ぶライティング~『ふらいんぐうぃっち』
マンガサイト「アル」のライターをやってるみじんこです、こんにちは。
アルのライターさんの書く記事って、みなさんマンガへの愛があることはもちろんのこと、すごく読みやすく、読者としても楽しい気持ちで読めるんですよね。
最近読んだアルのおすすめ記事から、どのあたりが素晴らしかったかを丁寧に考えてみました。
▼参考記事はこちらです!(なぜか埋め込みできない!)
『ふらいんぐうぃっち』SNSでリプに使える"津軽弁が学べるコマ"10選だべ!
津軽弁の解説されてる記事なんですが、素晴らしいなと思ったのは、「読み手が分かるところと初めて知るところが交互にやってきて、感情が揺さぶられる」点です!
最初に紹介されてるのが「たんげ」。全然分かんない!
次にくるのは「だべ」。これはだいたい意味わかりますよね。
突如として現れる「まねが」。全然分かんない!
その後に登場する「いいんず」。これは分かる!
こんな感じで、
「ぜんぜんわかんないー」→(*´▽`*)ヘエー
「これは知ってるし!」→( *´艸`)ドヤァ
が交互にやってくるんですね。
全部知らないやつばかりだと、「津軽弁」むずいんだねぇ、であんまり記憶に残らない気がするんですが、ちゃんと読者が予測しやすい部分が混ざってる=読者が学ぶばかりではなくて、知ってるしー!っていう勝った気になれる、ところがとてもいいなと。
読者としては「こんなん分かるし!」って言いたいじゃないですか。学ぶばかりでなく、ドヤりたい。そういう意味で、読者側が「俺はけっこう分かったけどね!」ってドヤらせてくれる部分がちゃんと設計されていて、でも分かんないところもあって、とても楽しく読めたのです。
例文:(間違った使い方)
「お客様、カツ丼500円になります。あ、お代がまだ…!あー、待ってっ!」
「めやぐー!」
間違った例文がちゃんと書かれてるのも、ちょっとウケられるポイントで^^
なんかね、調べながら記事を書いていると「俺様がこんなにくわしく調べてやったぜ、読みやがれ愚民ども」って気になっちゃう時あるんですよね。(愚民はいいすぎです
それは書いててとても気持ちいいんですが、調べた内容は果たして本当に読者の興味があることなのか、と(だいたい筆者がドヤりたいだけ)。教わるばっかの記事もいいですが、読者がふふふんって気持ちになれる記事はやさしいなぁと。
つい、みんなが知らないことを知らせたい!という視点になってしまいがちなんですが「知ってる知ってるー!」っていうのも、読者にとっての喜びで、そういうのがちゃんとあるのも大事だなというのが、個人的にとても学びが深かったです!
記事を読んだ津軽弁ネイティブの人も方言が紹介されることが嬉しい気持ちになる気がしますし。そして最後に難問が用意されてるのもよかった!
(第3話で確認できるようです)
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ライティング力が上がるだけでなく、フリーランスが組織の中でどう動いたらいいか、も学べていいなーっていう気がしてますよ!
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