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拗らせOL 幼少期_言葉で伝わらないから
自営業の父と専業主婦の母
2つ離れた兄と1つ上の姉
5人家族の末っ子として生まれました。
冗談をよく言って一人空回りしている父
いつも笑顔で愛嬌のある母
子ども3人はよく喧嘩もするけど、
どこの家庭にもあるようなそんな日常なはずでした。
私は小さい頃滑舌が悪く、「か行」が「た行」になっていました。
私の名前は「こころ」
か行が2つ入っています。
自分では「こころ」と発音しているつもりでも、残念なことに
相手には「ととろ」と聞こえてしまいます。
私「ととろ(こころ)もやる!」
兄「ととろがなに?笑」
私「ちがう!ととろじゃなくて と・と・ろ!(こ・こ・ろ!)」
兄「やから、ととろがどうしたん?笑」
私「ととろじゃない!バタ!(バカ!)」
兄「ととろ?バターがどうしたん?笑』
必死で訴える妹を面白がってちょっかいを出す兄。
言葉で必死に伝えても伝わらず、気の強かった私は兄に殴りかかります。
兄「えーーーん」
母「お兄ちゃんがちょっかい出すからでしょ!」
幼少期の日常はこの繰り返し。
滑舌が悪かった私は、言葉で伝わらなければ力で伝えるしかないと
間違った学びをしたのでした。
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