無印OL物語の一節を回想する
#群ようこ さんが執筆された 「 #無印OL物語 」を3新人時代に、
会社員時代の環境に不慣れな状態にいる私に相応しい
と思いつつ、購読した。
本の虫である実姉に、
群ようこの本を普通に読んだら30分で読み終える
と揶揄された。
この違いはテーマを決めた短編を集めた作品を一冊にしており、特に私の半生に影響されたものをあげてみることにした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
気配りの人
小見出しのサブタイトルは
先輩達に気に入られようにして振舞ってばかりいる新人が、ラストで先輩のひとりが上司に叱責されたところを見て、「頑張って」と書いたメモの走り書きを置き、その先輩が怒って主役となった新人を仲間外しした悲しい結末になったというストーリーだ。
主人公の女性は既存の先輩達に好かれるべく歩み寄ろうとしたつもりだが、
叱責された本人にとっては、それになるダメージを受けているからそっとしておいて欲しい
ということを読んでいなかったことから亀裂が生じたそうだ。
今迄相手に良かれとしたことが裏目に出てしまい、
自分の厚意でしたことが否定されて悲しい気持ちになった
ことから
職場に於けるコミュニケーションを円滑にしなければ評価されないというプレッシャーや #承認欲求 が現れているのではないか。
実際に同様な経験をして友人を怒らせた時は、主人公と同様な感情を抱き、彼女に敵意を抱いたことがあったことから、
#プレゼントハラスメント と同じ原理である
になる。
関連する上記2記事を埋め込みをしたが、プレゼントされて怒らせた友人の怒りは、
気を重くさせて迷惑である
というメッセージを受けたことから、今後の気配り方に慎重にならざるを得なくなってしまった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
プレゼントハラスメントと同じ原理で起きたすれ違い
#キングコング の #西野亮廣 さんはファンからの差し入れをその場で拒否する対応を取っていることから、
物語に登場する先輩達と友人と同様な感情を抱いていることがわかる。
逆の立場になったことがあったがあり、中学時代に貰った安っぽい誕生日プレゼントをはじめとした
不要品を譲り受けたようなものあったことから軽視されていた感覚になってしまった。
いくら親しい素振りをしていても不快と感じれば、
確実に #ハラスメント ととみなされる
ことになるが、両親や父方の祖母達に物を粗末にしたらいけないという躾を遵守していたことですれ違いが起きた。
特に雇い止めされた前職で 2002年頃に起きた当時の元清掃員が私に対して厚意でしたことが迷惑に取られて迷惑がった仕草をしたことで口論となってしまい、喧嘩両成敗の形で追放された出来事がいい例だ。
物語に登場した先輩達と同様な感情を抱いており、
主人公とガチで対立したらこんな感じになってしまうのがオチである
ということになる。
普段はそんなことをしない私であるが、
既に話ができている集団を見ていると気後れしてしまい、それによって心が弱って存在を確認させるためにしてしまった
ことからトラブルを起こしてしまったことに対して申し訳なく思い、友人との一件で全くといっていいほどやらないようにしている。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「頑張って」という言葉の無神経さ
小見出しの言葉は
物語に登場した先輩のひとりや私が叱責された時に声を掛けるとマイナスの感情が増幅させる
ことや、
ことから最近耳にしなくなった。
自死した親友のお母様と #毒親 と #いじめ被害 等な件で電話をして別れる時に必ず小見出しの言葉を掛けられる。
生前の親友はどんな困難な状況であっても前向きな性格であったことから、
毒親育ちの影響で受けたマイナスな感情に支配されている私からすれば、生育歴の大きな相違があることを知らされた。
主人公の女性は明朗快活がある優しい女性であるという錯覚でしたことから、入社したてで先輩のような経験をしていないことによる行き違いから、
酷い仕打ちを受けたことがない人には理解できない
という共通の思いがある。
物語のラストで上司に叱責された先輩らがトイレで件のことのみならず、気配りの言葉を書いたメッセージを机に置く行為が不気味であることを耳にし、失望のあまりに涙したシーンから、
理不尽な状況でいる人に対して激励の言葉をかけるべきではない
ということを教えられ、
ことや、
雇い止めで失業してしまったことで激励の言葉をかけられることを避けている
というようなデリケートな問題と化してしまったワードである。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
5年前の私と主人公の女性に共通することは
#人間関係 に恵まれず、自分を理解して欲しいという焦りが出た承認欲求
のせいで亀裂が起きたことや、
安っぽい歩み寄りをされることに対する重荷
から起きるすれ違いをこの短編で執筆された1シーンがリアルに起きた23年の社会人生活で起きた悲しい出来事を回想させられた。
、