80・50交通難民問題
2018春頃、実父は80歳の誕生日を迎えたと同時に
運転免許証返納
をしたと同時に所持していた自家用車を売却し、不便な生活に強いられている。
本来ならば約30年前に免許を取得した私がある理由から運転経験が全くない #ペーパードライバー と化してしまい、尚更のことだ。
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免許取得後に車の運転をしなかった理由は、
教習所での受講日数が通常の倍以上かかった運動及び反射神経の鈍さや運転するとなると激情的な性格に豹変する恐れがある為に実父に止められた。
元々一般事務職を志望しており、自動車を運転する機会がなかったことから、それを前提とした生活設計をしていた。
小・高の同級生が高校卒業後に #運転免許証 を取得した嬉しさから #交通事故 を起こして亡くなったという話を聞き、運転することの恐ろしさから自らしなくなった。
逆に考えると、交通の便が悪い郊外に住んでいるものの、地元で一般事務職で再就職活動する場合は自動車で出先機関や買い出しに行く為に必要であることから
要普通免許
と #求人票 に提示しており、私のような者が求職しても不利になる。
ペーパードライバーが即興で運転しろと言われても教習所で習った時の感覚が失わたのは勿論、加齢とともに機能・判断能力が失われている状態でやれと言われても実務で発揮できない。
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#高齢ドライバー の運転ミスによる事故が多発している問題で報道されていることから、 #警察署 の #認知機能検査 を実施しており、運転免許証の返納を呼びかけており、それをしたドライバーに特典が与えられるということを周知している。
前述の理由による自信なさから将来的に運転免許証を返納を検討をしている私としては、それによることで起きる運転で他のドライバーに迷惑をかけてしまうことを考えてするつもりだった。
その報道を見た実父は運転免許証の返納を決断をしたのは、年齢的に感情の制御が出来ない #老害 と化してしまったのは勿論、私の運転技術を貶すほどの能力が若い頃と比べて追いつかなくなったこということから、 #ゴールド免許 にふさわしくないドライバーであるという寂しさが現れている。
事故を起こした高齢ドライバー達は交通の便が悪くて止むを得ずやらなくてはならない義務感というより、
プライドが先立っていて実行出来ない
ということが理解できる。
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現在は自動車でいける周辺で買い物等でさえ家族総出で自転車でするといった不便な生活苦に追われている。
高齢の両親やペーパードライバーの私でさえ普通の生活が出来ないもどかしさがあるものの、若いうちに運転していればこんなことにならなかったのだという後悔はある。
自動車があった頃の平和な表情から3人とも鬼のような表情で
生きる為には仕方がないこと
だと悟って、法律によって受けた苦痛を呑んでいる。
自動車という利便性から引き起こす事故の恐ろしさで高齢ドライバーが逮捕される悲しさよりも、家族全員の幸せを願って遠回りの手段を取ることは容易ではない。
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高齢ドライバーが運転免許証を返納する行為は
安全運転を遵守している優秀なドライバーだったことは過去の話
であり、
生
を選択する為にしたことに対してとても勇気あることであるが、現在のような合理性重視をしない貧しい生活をしているのと同然であり、
交通難民
の仲間入りをしたのと同然だ。