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雷雨の中で浄化した日

外が薄暗くなってきたくらいに
洗濯物を取り込んでおいてよかった。

少し経ってから雷が鳴り始めて
次の瞬間には大きな音を立てながら
土砂降りの雨が降っていた。

朝から気分が乗らなかったのは
この雷雨が待っていたから?

9月スタートと同時に詰め込んでいた
予定を1つずつ終えていくと同時に
エネルギーを消費していく日が続いた。

楽しい予定を自分で詰め込んだからには
その日、その時間を全力で楽しむ。
自分の身体や心を解放してあげるような
この羽ばたく瞬間があるからこそ
仕事を頑張れているに違いないからね。
仕事もそうだし、生きること自体。

ただ、全力で楽しんだ分だけ同等に
全力で"休む日"を作らないとダメな人間。

だからこそ今日は全力で休むと決めていた。

目覚ましも前日の夜から全てオフにして
自分の好きなタイミングで
自然と目が覚めたらいいと思っていた。

そんな今日はお昼前に首元に冷たさを感じで起床。
なぜか氷枕が敷かれていた。
しかも、まだしっかりと冷えている状態。

起きてから携帯を開くと母から連絡が来ていて、
『顔色が少し悪そうだったから氷枕を敷いておいた。
じゃあ、夜勤行ってきます。よろしくね。』と。

なんだかもうそれを見た瞬間、涙が出そうになって
しばらくは起き上がらずに冷たくも
温かい優しさに包まれながら横になっていた。

それからも特にこれといって何もせず
いつも通り好きなラジオを流しながら
連絡を返したりして過ごしていた。

ぼけっと過ごしたいはずなのに
ずっとモヤモヤしていたんだ。
身体は少しずつ休ませてあげられているけど、
脳と心がなんだか休まらない感じ。

モヤモヤの原因はずっと前からあって
もう分かってはいたけど後回しにしていた。
考えることすら億劫だったから。

ただ、そろそろ向き合いなよって合図が
なんとなく送られてきた気がして
それがたまたま今日だったんだろう。

解決の道筋のヒントが欲しくて
迷うことなくある人に連絡をした。

眼精疲労にさせてしまうような
長くて分かりにくい文章を送ってしまったはずなのに
彼女は1つ1つ紐解いて彼女らしいストレートで
優しさのある言葉でヒントを送ってくれた。

スッと入ってくる言葉ばかりで
もっと早く聞いてもらえばなぁと。

自らの限られたこのエネルギーを
いつ、どんな時に、誰に使うかは自由。
だからこそ、私は大切だと思う人に使いたい。

その反面、エネルギーを私の力なくとも
他で吸収して元気になれるのであれば
私は離れてもいいんだと。

全方位に限られたエネルギーを使ってしまうと
自分のHP回復にとんでもなく時間が必要となる。
その間に本当に必要としてくれる人からの
SOSを見逃してしまうのは避けたいところ。

だからこそ、離れる決断をする勇気が必要。

自分から離れる、離れていく人は
きっと私にとって役割を終えた存在。
環境やそれぞれの立場も変われば
きっと役割だって変化してくる。

決して見放したとかマイナスなイメージではなくて
お互いにとって離れるタイミングなのだろう。

これからも決断することはたくさんある。

きっとその度にモヤモヤする。考える。悩む。

そんな時にこの身体や心の強張りを
解いてくれるようなヒントをくれる
存在に力を借りようと思えたそんな休日。

浄化させてくれたおかげで
身体が軽い、よく眠れそうだよ。

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