#推したい企業/Flora(株)アンナ・クレシェンコCEOを応援する
人は、無限に広がる宇宙と比べれば、それは芥子粒のような大きさであり、その一生は、悠久の宇宙の歴史と比べれば、それは"瞬きの一瞬"に過ぎない短さかもしれない。
しかし、神か仏か、はたまた天か、サムシング・グレート(偉大なる何者か)は、人にそれぞれのミッションを与えてこの世に送り出すのだ。
私は、幼子のころから漠然とながら、ことあるごとに、そんなことを思いながら生きてきた。
稲盛和夫さんとの出逢い
そして、40代になった時、私にとって、"邂逅"とも言える稲盛和夫さんとの出逢いがあった。
その出逢いが、私の人生を180度変えることになった。それは、コペルニクス的な出逢いだった。
人は、何のために生きるのか?
私は、何を成すために生まれてきたのか?
私は、これからの人生で何をすべきだろうか?
私は、大学時代、東大応援部で"応援漬け"になって応援をしてきた。応援することが、私の大学生活のすべてだったと言っても過言ではない。
そして、社会人となって20年、稲盛和夫さんとの"邂逅"があった。
そして、その"邂逅"が、「私のこれからの人生の芯になるもの、ベースになるものは、"東大応援部の3Sスピリッツ"である」ことを、私に教えてくれたのだ。
その[3Sスピリッツ]とは、
①サービス(奉仕)
②サクリファイス(自己犠牲)
③スタディ(勉学)
の3つだ。
[OUEN Japan]を設立
私は、平成20年に個人会社を設立し、その6年後の平成26年にNPO法人[OUEN Japan]を設立した。そんなことで、その精神は、東大応援部の3Sスピリッツをベースにしている。
①サービス→社会貢献
②サクリファイス→活私奉公
③スタディ→人生修養
と、私は意訳している。
OUEN Japanの目的は、以下の3つだ。
①未来を担う「日本人大学生、および来日留学生の応援団」になること。
②OUEN Japanの精神と目的に賛同して、私を応援してくださる「企業の皆さん(OUEN Company)の応援団」になること。
③学生たちとOUEN Companyの皆さんと共同・協働して、私たちが住み、働き、学ぶ「地域の応援団」になること。
応援とは、何だ?
①文字通り、「援けに応える」ことだ。
②主役であるプレイヤーを、「黒子に徹して」、自分が最大限できることをして、プレイヤーをサポートすることだ。
③応援の仲間は、それぞれの得手をフルに活かして、それぞれの不得手をカバーし合って、バランスがとれた「丸い球形のチーム」に組織化して、一人ではできないことを仲間たちと共同・協働して、何でもできるオールラウンダーに対抗することで、その目的を完遂することだ。
④応援の仲間は、自由闊達で、和気藹々とした、お互いを思い遣る「恕の心」を持った、温かい心根の人間くさい人たちだ。
⑤応援する人は、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の「行って、〇〇する心を持つ人」であり、陽明学の「知行合一」「心のままに、自分の責任で行動する人」だ。
私は、古稀(70歳)を機に生前葬を行ない、それまでの第一生の成功も失敗もすべてをベースにして、第二生を生きていこうと思った。
そして、SDGsの時代、「21世紀は女性の時代」「女性活躍の時代」であることを踏まえ、OUEN Japanのメインテーマを「女性の応援団」とした。
そして、今年1月に、新年会ならぬ[OUEN Japan 信念会]を開催し、「OUEN Japanは、これから女性の応援団になる」と高く掲げて、女性経営者たちやこれからの女性経営者候補にパネリストになっていただき、パネルディスカッションを行なった。
Flora(株)CEOのアンナ・クレシェンコさんとの出会い
ちょうどその日(2023.1.26)に巡り逢ったのが、Flora(株)CEOのアンナ・クレシェンコさんだった。
早いもので、彼女との出逢いから、はや半年が経った。
私は今、彼女の応援団長として、八面六臂、老体に鞭打って動き回っている。
"一生青春"、"一生燃焼"の炎える人生を送っている。
それは、「世のため人のために尽くそうと頑張っている『心清き人』を、黒子になって応援する」という、私のミッションに最も相応しい人がアンナであると、私が確信したからだ。
彼女との出逢いも、まさに"邂逅"だったのだ。
アンナ・クレシェンコさん
彼女は、ウクライナ出身の26歳だ。オデーサ国立大学を卒業して、京都大学(法学部)に留学した。
実家の隣に空手道場があり、物心ついた6歳から道場に通い、空手の修行に励んだ。それが日本に興味を持った切っ掛けだ。
そして、日本人でもあまり読んだことがない「葉隠」や「武士道」が愛読書になったと言う。
日本人の心を持った、"日本人より日本人らしい"心根の賢女である。そして、持っている逞しいバイタリティは半端ない。
彼女は、東京オリンピック出場を目指して、京大に通いながら大阪の空手道場に通って修行を積んだが、オリンピック出場のために必要な戦績を残すことができずに、オリンピック出場を諦めるに至った。
そして、その後の人生をどう生きていけばいいのか悩み、ボランティア活動やサークル活動など、いろいろなことに挑戦した。
そして、参加したビジネスコンテストで、彼女は一筋の人生の光明を見出したのだ。
それから、彼女はあらゆるビジコンに応募した。そして、彼女の提案が2019年の京都大学のリーダーシッププログラムに採択されたことで、シリコンバレーや東海岸に3週間の短期留学に行くことになり、スタンフォード大学やGoogle本社などを訪問した。
このアメリカへの留学が、彼女が起業する大きな契機になったのだ。
そんな時、妊娠していた従姉妹が妊娠合併症から産後うつになり、産まれてきた第二子は、産まれて間もなく亡くなるという不幸な出来事に遭遇した。
しかし、彼女はこの不幸を磨き砂としたのだ。
彼女は、この出来事を機に、婦人科系にはメンタル領域での課題が多いことを知り、その課題を解決するための手段として「フェムテック」に興味を持ち、Floraを起業するに至った。
Flora(株)は、「データを通じて女性をエンパワーメントする」ビジョンを掲げる"京都発ベンチャーのフェミテック企業"だ。
研究機関や、産婦人科医と共同開発したAIを駆使して、女性の健康に関する、正確で、安全な、情報提供やアドバイスを行なうサービスを提供している。
彼女は、「日本のフェミテック市場にイノベーションを起こしたい」と言う。
また、「日本はまだまだ女性が活躍する環境には程遠い社会だ。Floraが、女性の活躍する環境整備のサポートをすることで、21世紀の日本社会が世界に冠たる女性活躍社会になっていく。そして、日本でつくったベースで、世界に打って出たい」と言う。
その意気やよし。その大義やよし。
今までの日本は、良い意味でも、悪い意味でも、男性中心の社会だ。
日本では、「女性は、男性から3歩下がってついていくもの」といわれるが、これは、「女は、男が護るものだ」と言う男の男気から出た言葉であるとしても、それが日本社会での女性の活躍を阻む言葉でもあったことは否定できないだろう。
現代は、SDGsの時代であり、ダイバーシティ&インクルージョンの時代だ。「女性の活躍が日本を元気にする」のだ。
日本を元気にするために、女性の活躍が求められている。女性の活躍が必須なのだ。
ジェンダー平等の観点のみならず、日本の底力を引き上げるためにも、女性の活躍を応援すること、女性に光を当てることが不可欠なことではないかと思う。
アンナはその"救世主"として、"自由の女神"として、この日本にやってきた。
アンナの応援団長
私は、そのサポートを、アンナの応援団長として、黒子に徹して、私ができることを全力投球することだ。それが、私の第二生の最大のミッションなのだと確信している。
私ができることは、私が70年間培ってきた"温かい人とのつながり=人脈"を、Floraに惜しげなく紹介することだ。
また、私のキャラクターは、"友だちの友だちは、皆友だち"と言う、無限大に拡がる「友だちの輪」をつくっていくに相応しいものだと自負している。そして、その輪は和になる。温かい和の輪になって無限大に拡がっていく。
さらに、Floraがプラットフォームとなって、さまざまな企業と企業をつないでいくビジネスの拡がりもあるだろう。OUEN Japanのネットワークをフル活用するのだ。
それによって女性が活躍し、延いては、地域が元気になる。私が目指す「地域創生」につながっていく。
"救世主"であり"自由の女神"であるアンナがメインとなって仕掛けていく。そして、女性軍団が日本を元気にするのだ。
ITとAIに、リアルな人とのつながり、思い遣る心の拡がりが加わり、女性が活躍して、それで男性も元気になって、日本は本来の男女共同・協働社会になっていく。
元気な日本が復活するのだ。
Floraは、社員は国際色豊かであるし、男女の比率も半々、バランスが取れている。
"老若男女"
ただ、足らないのは私のようなキャラクターを持っている"老"だ。
そこに、私が仲間に加わる意味があると思う。
私の持てる力によって、日本の企業やその他の団体、および自治体へのアプローチに拍車をかけることができるだろう。
私は、そんな、なくてはならない応援団長になりたいと思う。
不動院重陽博愛居士
(俗名 小林 博重)
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