小林 博重の OUEN blog

東京大学法学部卒業、安田信託銀行、明治安田生命(生命保険エージェント)を経て、 平成20年5月に南青山ビジネスパートナーズ設立。赤門鉄声会(東京大学応援部OB・ OG会)幹事、石川赤門会、群馬銀杏会(各東京大学同窓会)各幹事。

小林 博重の OUEN blog

東京大学法学部卒業、安田信託銀行、明治安田生命(生命保険エージェント)を経て、 平成20年5月に南青山ビジネスパートナーズ設立。赤門鉄声会(東京大学応援部OB・ OG会)幹事、石川赤門会、群馬銀杏会(各東京大学同窓会)各幹事。

マガジン

  • OUEN Ishikawa

    "ふるさとは遠きにありて思ふもの" 日々、ふるさと石川(能登・加賀・金沢)を想い、徒然に思うところをblogに認めています。

  • OUEN Japan に関する記事まとめ

    毎日ブログの更新をしていますが、「OUENJapan」に関する記事をまとめました

  • 七朋会の記事まとめ

    旧七帝大の有志会(七朋会はその応援団(部)を昭和50年(1975年)に卒団(部)した同期会がきっかけ。世代はもちろん、応援活動を共にした仲間たち、応援を愛する有志へと広がりをみせています。)

最近の記事

能登のために尽くすために

11月24日(日)、鵜様道中茶会の日だ。私は、茶会にはとんと縁のない無趣味な人間だが、こんな体験は滅多にないことだ。愉しむにしくはない。 朝6時に起きて、軽くおにぎりとお吸い物を摂る。女衆は茶会の最後の準備でバタバタだ。 彼女たちは、お客様が鵜宿にいらっしゃる道路のあちこちに、”鵜様道中の宿”の幟を立てる作業をしているが、私は何をするということもなく、時間が経つのをただ待っているだけだ。 特に、私だけなのかもしれないが、こんな時、男の人は何の役にも立たない。 まさに、私は”能

    • 能登の祭りと人情/能登はやさしや 土までも

      11月24日(日)には、中能登町良川の鵜家総本家の"鵜様道中ミュージアム"にて、"鵜様道中茶会"が催される。 その準備のため、道端弘子さん(実家が鵜家総本家)が、ご主人の運転で、ご自宅がある富山市から、約1時間半かけて中能登町までお越しになる。 この茶会には私と黄さんもご招待を受けていて、参列させていただくことになったことで、道端さんは23日(土)9時に宿泊先のみおやの里まで迎えにきてくださった。 鵜様道中とは、七尾市の鵜浦海岸で生け捕りにされた海鵜(鵜様)を、鵜捕部(うと

      • 中能登町地方創生アドバイザーとして、氷見市役所を訪問する

        11月18日(月)の観光経済新聞に、宮下為幸 中能登町長と、一青妙 中能登町観光大使と、中能登町地方創生アドバイザーであるOUEN Japan 副団長の黄英蘭さんと、私の4名での座談会が掲載された。 10月25日(金)、椿山荘での”いしかわ県人祭"の前に、台東区池之端の観光経済新聞社本社にて座談会を行なったものだ。 [観光で能登全体の活性化へ] 石川県北東部、能登半島の中心部に位置する中能登町。2005年に鳥屋町、鹿島町、鹿西町の3町が合併して誕生し、繊維産業や農業が盛んな

        • 自分ごとにするために、中能登町に月に2週間滞在する

          昨日(11月21日)午前に、再度、中能登町春木にある農事組合法人「能登やまびこ」を訪れた。 同法人は、石川県の冬を代表する正月料理である”かぶら寿司”のかぶらを栽培している。理事の稲葉清弘さんにご案内いただき、かぶらや中島菜の栽培現場を見学した。 かぶら寿司は、かぶらに切り込みを入れてブリを挟んで発酵させたなれずし。 金沢の冬季を代表する料理の一つであり、正月料理とされる。独特のコク味や乳酸発酵による香りがあり、酒の肴としても知名度が高い。 平成20年に安全・安心を基軸と

        マガジン

        • OUEN Ishikawa
          71本
        • OUEN Japan に関する記事まとめ
          133本
        • 七朋会の記事まとめ
          18本

        記事

          私の名付けの親に会う

          黄副団長が、20日から25日まで、5泊6日で中能登に来る。 13時過ぎに、"道の駅織姫の里 なかのと"で合流することにした。 午前はOUEN Company の1社とのZOOM MTGがある。 それでは、ブランチも摂ることだし、道の駅でZOOMをしようと思い、バッグにパソコンを入れて少し重いが、道の駅までウォーキングをした。宿泊先のみおやの里から道の駅まで、徒歩で54分、距離は3.9kmある。 爽やかな晩秋の小春日和だ。身体もだんだん暖まってくる。8時過ぎに出発し、9時に道の

          私の名付けの親に会う

          不登校を考える(OUEN塾の目指すところ)

          11月19日(火)、中能登町6日目。 昨日(11.18)、中能登町教育委員会(学校教育課、生涯学習課)の幹部の皆さんとフリートーキングをする時間をいただいた。 「今、学校(小学校と中学校)で何が一番問題なのか」とお聞きしたところ、それは不登校なんだと。少子化なのに、不登校の児童や生徒の数が絶対的に増えている。 中能登町では、小中学生の総数は約1,200人だが、そのうちの40人が不登校とか。それも毎年増加しているのだと。不登校の比率も絶対数も増えている。 ネットで”不登校”

          不登校を考える(OUEN塾の目指すところ)

          具体的に"OUEN Japan 信念会"を考える

          11月18日(月)、中能登町5日目。 昨日は、初めて中能登町のコミュニティバスに乗車したが、石川県に来て移動は専らウォーキングだ。 1日目の14日は午後からの活動だった。歩数は5,400歩だったが、15日は15,051歩、16日は23,170歩、17日は12,487歩(コミュニティバスを利用)、今日18日は19,363歩だ。 度を過ぎたウォーキングは身体に良くないが、無理をせずウォーキングを愉しんでいる。私はまだまだ若い! 今日は寝坊をして7時過ぎに目を覚ました。身支度をし

          具体的に"OUEN Japan 信念会"を考える

          少しずつ中能登町の生活に溶け込む

          11月17日(日)、中能登町4日目。 今日は、生憎の一日中曇り時々小雨の天候だ。 昨夜は午前様だったこともあり、朝は遅く7時に目覚め、それからゆったりと朝風呂に浸かって、OUEN Japan 信念会の案内先のチェックをした。今回は着席方式ではないので、厳密な定員と言うものはない。300名以上の参加をいただくことを目処に、皆さんにお声をかけることとしている。 次は、12月初めに6回目のご案内を発信する。今年中に大凡の参加人数を固めたい。 10時半にみおやの里を出て、徒歩で道の

          少しずつ中能登町の生活に溶け込む

          先祖代々の墓参りと高校同期全体の最後の同期会

          11月16日(土)、中能登町3日目。 8時に古民家みおやの里を出て、邑知地溝帯を横切って能登部駅に向かう。徒歩40分、2.8km。 能登部駅待合室で一休みして、駅近にある中條菓子店で小林本家へのご挨拶の菓子折りを買う。 中條さんは、"中能登おにぎり縁むすびの会"の会長をされている。 2021年4月4日(中日新聞) 【おにぎりの聖地 全国発信 中能登縁むすびの会 結成】 日本最古のおにぎりとされる炭化米が出土した中能登町を「おにぎりの町」として全国へアピールしようと、地元有志

          先祖代々の墓参りと高校同期全体の最後の同期会

          中能登でウォーキングを愉しむ

          11月15日、中能登町2日目。 宿泊先の古民家”みおやの里”を8時半に出て、中能登町役場(総務庁舎)に向かう。スマホのグーグルマップを頼りにウォーキング。距離にして6.2㎞、時間は1時間25分。8時半に出て10時前に到着する。 歩き始めて4分の3を過ぎたところで道を間違えた。そこで、近くにいた道路作業員の人に、「中能登町役場はどの道を行ったらいいですか」と聞いてみた(スマホがあるのでわざわざ聞かなくても良かったのだが)。「ここから歩いていくことなどできませんよ」と言う。 何

          中能登でウォーキングを愉しむ

          少しずつ、能登を知る

          11月14日、中能登町1日目。 半世紀ぶりに碁石ヶ峰を訪れた。碁石ヶ峰県立自然公園は、石動山から碁石ヶ峰(標高461.1m)に至る尾根から麓にかけての一帯で、随所に池がある伸びやかな高原の景観を呈している(頂上からは、北に中能登町や羽咋市が一望でき、南は氷見市と遠く立山連峰まで望むことができる。広域地方創生の観点からして、中能登町と氷見市はもっと緊密に交流することをしたほうがいい。七尾市、羽咋市、氷見市、中能登町を巻き込んだ広域地方創生が、 OUEN Japan のミッション

          少しずつ、能登を知る

          11月の能登での生活をスタートさせる

          今日(11.14)から25日まで、11泊12日の中能登での生活がスタートする。12月以降も月中の2週間程度は中能登に居住することになる(月末月初は東京での生活)。 今年3月から10月まで、月に2泊3日で中能登町に出張していた。それから、早8ヶ月が経った。 ボランティアの7ヶ月を経て、10月2日に中能登町から"地方創生アドバイザー"を拝命した。 中能登町はOUEN Japan に何を期待しているのか、OUEN Japanは果たして何ができるのか。そのミッションを果たすために、

          11月の能登での生活をスタートさせる

          奇遇は必然

          昨日(11月12日)、渋谷ヒカリエにて西武信用金庫主催のビジネスフェアがあり、私が顧問をしている(株)ナックスの鈴木さんと野田さんとともに出かけた。同金庫の髙橋理事長からも、「是非、お出かけください」とメールを頂戴していたこともある。 西武信用金庫さんとは、同金庫の親密取引先である立川市の会社社長から髙橋さんをご紹介いただいたことが初めての同金庫とのご縁だった。 髙橋さんは、当時は理事だった。その後、私の安田信託銀行の先輩から、「西武信用金庫には素晴らしい人材がいる。いずれ

          お金を稼ぐということ

          私の周りにはたくさんの人たちが集まってきてくださる。それも心清き人たちが多い。 そして、彼ら彼女らは、私のことを心地よい言葉でほめてくれる。 「団長は素晴らしいお人柄だ」「団長の笑顔が人を和ませる」「団長は人格者だ」「団長は人望があるからたくさんの心根の美しい人たちが集まってくる」等々。 決して、私を煽てているわけではない。本当にそのように思って言ってくれているのだと思う。 私は、それで満足して、自らをもっと高めようとしていないのではないか。 私のことをよく分かってくださっ

          お金を稼ぐということ

          何度も何度も、稲盛哲学を血肉に浸透させる

          稲盛和夫さんの著書をいくつか再読している。 『生き方』、『心。』、『働き方』、『考え方』、『稲盛和夫と福島の子どもたち「人は何のために生きるのか」』、『生き方入門 「何のために生きるのか」〜五木寛之&稲盛和夫〜』等々。 当然ながら、稲盛さんが語っていらっしゃることは全て同じことだ。 それでは一冊だけ読めばいい、それを何度も何度も読み直せばいいことなのだろう。 それでもいいが、私は、同じお話しでも別の本を読むことで、さらに想いが深まり血肉になると思って読んでいる。 今まで

          何度も何度も、稲盛哲学を血肉に浸透させる

          結婚45周年に想う

          昭和51年4月に安田信託銀行に入社した。渋谷支店に配属され、窓口業務を経て個人営業という渋谷支店のテリトリーの個人宅を訪問して取引を開拓するという個人営業の仕事に就いた。 個人営業と言っても、個人の総合コンサルのレベルではない。専ら預金(その当時の信託銀行は貸付信託、金銭信託という預金もどきの商品を買っていただくことだった)をしていただくもので、お客様の金融に関するニーズに総合的に応えるというお客様志向のスタンスではなかった。 融資については、その担当セクションの名は貸付課で