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ヒートショックに気を付けよう!
やはり、能登は寒い。10日の東京の最高気温は14℃だが、中能登に隣接している七尾の最高気温は一桁の9℃だ。中能登地域では、今週は最高気温一桁の日が続く。天候は曇りか雨の日が続き、晴れの日はない。
そうは言っても、今朝の午前は、気温は3℃でも太陽が顔を出す、”冬の北陸には珍しいウォーキング日和”だった。
午後はいつもの能登の天候に戻るらしいが、こんな時にウォーキングをしなければいつできるのだと思い、”道の駅 織姫の里 なかのと"までの3.9㎞のウォーキングを愉しんだ。今まで何度もウォーキングをしている、通いなれた町道から県道、県道から国道を歩いた。
全ての道にはちゃんと歩道があるので、よほどのことがない限り、交通事故の心配はない。完璧な防寒対策をしてのウォーキングだったためもあって、道の駅に着いたら薄っすらと汗を搔いていた。今日の歩数は1万歩強。
道端さんからメールをいただいた。「今日の北國新聞朝刊に、『まだ、鵜浦海岸で鵜様が捕獲されていない』という記事が載っています。もう少し時間はありますが気が気ではありません。
また、『8日、中能登町の町会議員(73歳)の方が風呂上りに倒れて、急性心不全のため死去された』と言う記事も大きく載っていました。小林さん、気を付けられてください」
鵜様の捕獲は11日が期限だ。時間はあと1日しかない。私も気が気ではない。
12月になって、能登は短い秋から突然のように冬の様相を呈してきた。寒い冬の能登の到来だ。金沢地方気象台の記録では、8日は冬型の気圧配置となって冷え込んで、中能登に近い七尾の最低気温は0.9℃、最高気温は6.5℃だったとか。
これは、入浴時やトイレ等での寒暖差で引き起こされる"ヒートショック"現象だ。歌手で女優の中山美穂さんもお風呂での不慮の事故だと言う。"ヒートショック"かもしれない。若い人でも侮れない。特に私のような古稀を過ぎた老人は、気を付けても付け過ぎることはない。
今日は、特段アポイントはなかった。道の駅で、今朝の北國新聞朝刊に目を通した。道端さんの仰る通り、鵜様とヒートショックの記事が載っていた。
早いお昼に天ぷら定食(値段は1,100円。価格はリーズナブルで美味しい)をいただいた。
買い物は、道の駅で今夜の夕食の弁当(鰻弁当)、ポテトサラダ、能登の飲むヨーグルト、"能登のころ柿"を。平和堂アル・プラザではペットボトル(お茶)、どん兵衛、カップヌードル、ミカン、甘納豆、能登のかきもちを買った。
天候が急変してきた。空が曇ってきて今にも雨が降りそうな空模様になってきた。
ウォーキングは止めて、町のコミュニティバスのみおやコースに乗って、早めに宿舎のみおやの里に帰ってきた。
北國新聞朝刊には、[ヒートショックを防ぐポイント]として、
①脱衣所や浴室、トイレに暖房器具を置く。
②お湯張りの最後の5分間はシャワーを使う。
③なるべく夕食前、日没前に入浴する。
④風呂の温度は41℃以下と低めに設定する。
⑤一人での入浴をできるだけ避ける。
⑥食後1時間以内や飲酒後の入浴は控える。
とのコメントが載っていた。
早速、黄さんから、[ヒートショック予備軍チェック(予備軍がしていること)]がLineに送られてきた。「くれぐれも気をつけてください」と。ありがたい。
①入浴前に水分をとらない。
②熱い湯舟が好き。
③食後すぐ入浴する。
④湯舟にすぐつかる。
⑤風呂場が寒くても我慢する。
⑥湯を張るときは湯舟に蓋をする。
⑦サウナでは水風呂に入る。
⑧湯舟から出て立ち眩み。
⑨誰にも知らせずに風呂に入る。
そして、[私が気を付けること]
①水分をたっぷりとる。
②シャワーで風呂場を暖める。
③食後すぐには風呂に入らない。
④真夜中に風呂に入らない。
⑤飲酒後にも風呂に入らない。シャワーだけにする。
⑥湯舟にすぐ浸からず、暖かいシャワーを浴びてから入る。
⑦熱い風呂には入らない(私は温いお湯が好き)。
⑧風呂から上がったらすぐ暖かい部屋に行く。
こんなところか。
今日は早めに、風呂場をシャワーで暖めて風呂に浸かった。それから夕食を摂って、このブログを書いている。
これもヒートショックの学びと、そのアドバイスに耳を傾け、すぐ実行に移すという素直さが大切だ。"ちょっこし"(能登弁、ちょっとという意味)のことを馬鹿にしないで気を付けることだ。その学ぶ姿勢と素直さが、長生きの秘訣だと思う。
せいぜい長生きをして、能登の復興・創生の応援に精を出そう。
不動院重陽博愛居士
(俗名 小林 博重)