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ほんまもののビジネスのありよう

1月18日(木)の[OUEN Japan 信念会]まで、あと1ヶ月半になった。
前回(令和5年1月26日)同様、日本青年館(最寄駅は銀座線外苑前駅)にて200名のお客様をお呼びして開催予定だ。
前回は150名だった。今回はもっと増えると思い50名増員したが、昨日(12.4)現在で159名の方々からご出席のお返事をいただいている。
今月中にご出席者を固め、会費もお振込みいただいて、年始の休みには20卓(20卓×10名)それぞれのテーブルにお座りいただくメンバーを決定する作業に取り掛かる。そして、1月10日にはご出席者皆さんに座席表をお知らせするメールを発信しようと思う。
これは、皆さんを存じ上げている私しかできないことであり、人任せにはできないことだ。極めて属人的な作業になる。

10月には第1弾のメールを発信しているから、それから12月5日の現在まで、1ヶ月半が経つ。
その間、さまざまな人との接点において、[OUEN信念会]を頭の片隅に置いて活動している。
このイベントでは、会費を1万円頂戴するが、掛かる費用には足りない。せいぜい収支トントンになればいいほうだ。

OUEN Japanの今後のNPO活動(コロナ禍で、学生たちへの応援はできていない)のリスタートの信念会であり、OUEN Companyの皆さんのビジネスマッチングのサポートの信念会になればいいと思っている。

私の想いの最終地点は、学生たちと企業の皆さんと一緒になって地方創生をすることだ。
学生たちと企業の皆さんが、共に手を取り合って地方創生をすることが、それに関わっている全ての人たちのためになる。
皆んなが幸せになるために、皆んなが同じ目的を持って集まって活動する。人は一人ではできることは限られている。もっと幸せになるために、人は目的を持って群れる必要があるのだ。

かつて、「東大生(現役も、OB・OGも)は、群れるな。力ある者は群れることをしない。一人で立ち上がれ」と言われた時があった。
しかし、今となっては、慶應の三田会を理想として、「どんどん群れて、大学を応援してほしい」と言われるように変わってきた。
何も、悪を成そうというのではない。群れて何が悪いのか。大義を成すために、どんどん群れることだ。群れる力があれば、大きいことができる。一人ではできないことができる。
そのためには、実績を独り占めしようと思う姑息なことを考えてはいけない。力を尽くした内容に応じて利益を配分することだ。利益は、平等ではなく、"公平"に配分することだ。それには相手を思い遣る恕の心を持つことだろう。

国立七大学応援団OB・OGの[七朋会]はノンビジネスだ。それに対して、[OUEN Japan 信念会]は、ビジネス&ボランティアであり、ノンビジネスではない。しかし、そのベースは全く同じだ(と私は思っている)。

そのベースに"人のこころ"があること、人のために尽くすという"応援のこころ"があること、それは、人のことを思い遣る"恕のこころ"を持つことなのだと思う。

そのために、私は200名の人たちに集まっていただく。
皆さんはきっと、"人のこころ"、"応援のこころ"、"恕のこころ"を持った人たちだろう。そうでないならそうなってほしい。
妻は、「お父さんは、お坊さんか教育者になったら良かったのに。人が好すぎて商売人には向いていない」と言う。
しかし、近江商人の、「売り手良し、買い手良し、世間良し」の"三方よし"がビジネスの王道なのだ。松下幸之助さんも本田宗一郎さんも稲盛和夫さんも、哲人経営者として、揺るぎない[人間哲学]をお持ちだ。本物のビジネス、長続きするビジネスとはそんなものではないのか。
ほんとうは、お坊さんや教育者がほんまもののビジネスをしたらいいんだと思う。

不動院重陽博愛居士
(俗名  小林 博重)

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