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潜在意識にまで透徹する強い持続した願望をもつ
ミッション〜能登の創生・再生の応援〜を持って第二生を生きていくにあたり、京セラフィロソフィが私のバイブルである。
全てを心に叩き込む必要があるが、真っ先に心すべき項目は、
4.新しいことを成し遂げる
*潜在意識にまで透徹する強い持続した願望をもつ
ではないかと思う。
高い目標を達成するには、まず「こうありたい」という強い、持続した願望をもつことが必要です。
新製品を開発する、お客様から注文をいただく、生産の歩留りや直行率を向上させるなど、どんな課題であっても、まず「何としてもやり遂げたい」という思いを心に強烈に描くのです。
純粋で強い願望を、寝ても覚めても、繰り返し繰り返し考え抜くことによって、それは潜在意識にまでしみ通っていくのです。このような状態になったときには、日頃頭で考えている自分とは別に、寝ているときでも潜在意識が働いて強烈な力を発揮し、その願望を実現する方向へと向かわせてくれるのです。
稲盛さんは、「強く持続した願望を持つ」こととは、言い換えれば、それは、「私は人生をこう生きたい」「私はこうしたい」ということを、強く、継続して思い続けることなのだと仰っている。そうすることによって、初めて潜在意識にまで願望を透徹させることができるのだと。
どんな作業をすることを考えてみても、最初は顕在意識で「こうしなければならない。ああしなければならない」と考えながら作業しているから、ものすごく疲れる。しかし、だんだん熟練してくると、勝手に手が動くから、疲れもしないし、肩も凝らなくなる。
このような潜在意識を日常的に使えるようにするには、強く持続して意識し、心身に覚え込ませるようにしなければならない。つまり、繰り返し繰り返し行なって、潜在意識に浸透させていくのだ。
ビジネスでも、この潜在意識を使えば、素晴らしい成果をあげることが可能になるのだと。
発明王エジソンは、「天才とは、1%のひらめきと、99%の汗である」という主旨のことを言っている。それは、毎日一生懸命に実験を繰り返して考え続けているから、潜在意識に透徹して、ある瞬間にパッとひらめくのだ。
私もそのような経験をしたことがある。夜中にパッと目が覚め、何かを思いつくのだ。そんな時、私は枕元に置いてあるスマホに思いついたことを書き留める。
稲盛さんは、四六時中「有意注意」で、「ど真剣」に考えていると、思いもかけない場面で潜在意識が働いて、素晴らしい着想が得られるものだと仰る。
つまり、潜在意識を駆使するほど強い願望を抱かなければ、思いもかけないひらめきは訪れないのだ。
そして、稲盛さんは、強く持続した願望は実現する。実現しないのは強く持続した願望を持っていないからなのだと。
世界中の成功者の多くが口にすることは、「心の思ったとおりになる」ということだ。
仏教の場合、「あなたの周辺に起こることは、全部あなたの心のままなのだ」「もし今あなたが不幸な境遇にあるとすれば、それはすべてあなたの想念、あなたの思いがそうさせているのだ」と戒めている。
つまり、強く持続した思いが実現するということは普遍的な真理なのだ。「どうしてもこうありたい」と願えば、それは必ず実現するのだと。
中村天風師は仰っている。
「新しき計画の成就はただ不屈不撓の一心にあり。さらばひたむきにただ想え、気高く、強く、一筋に」
「私は、能登創生・再生の応援をする。それを私が実現する。みんなの力をお借りして、みんなの知恵をお借りして、必ず実現するのだ。そのために、一層健康に留意して、無理せず、ちょっと無理して、頑張ろう」
この想いを寝ても覚めても思い続けることだ。潜在意識にまで透徹する強い持続した願望を持つことだ。さすれば、想いは必ず実現する。
不動院重陽博愛居士
(俗名 小林 博重)