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令和6年度 第1回 京都市ひきこもり家族研修会・交流会の開催について【11月11日】

こんにちは。来月、11月11日(月)に令和6年度 第1回 京都市ひきこもり家族研修会・交流会が、京都市中央青少年活動センター3階 大会議室にて開催されます。時間は午後2時〜午後4時15分です。*受付開始は午後1時40分

このイベントに京都コレカラも協力することになっています。先日も京都市の担当の方と打ち合わせをしていました。うちで良いのかな…、という思いしかないですが、頑張りたいと思います。

解決の糸口は見つかるのか。単なるおしゃべりをして終わるのか

イベント参加へのお申し込みは下記のフォームから出来ます。ご興味があればどうぞ。*お申し込みは先着順となっています

令和6年度第1回京都市ひきこもり家族研修会・交流会の申込みについて

今回、参加させて頂くのは「京都コレカラ」、「市民の会エスポワール奈良」、「たんぽぽの栞」の3団体で、京都コレカラは板垣と高松。エスポワール奈良は河野代表。たんぽぽの栞からはゆきさんが参加する事になっています。元当事者という共通点はありますが、性別も年齢も学歴も経験もきっかけも性格もタイプも違う4者4様ですので色んな話が聞けて良いかなと思っています。イベントでは各々が人生を振り返りながら経験談を話すことになっています。


ご家族にとって、当事者(息子・娘)が何を思い、どのような気持ちで毎日生活をしているのか。親に対してどのような感情を持っているのか。将来についてどのように考えているのか。などは一番気になる事かと思いますが、直接本人から聞くのは難しいと思います。

将来どうするの?と聞こうとしても、当事者からするとあまり触れられたくないテーマでもあるので、急に不機嫌になって自分の部屋に戻ることがあったり、親としても怒るんじゃないか、キレるんじゃないかとの思いから踏み込んだ話は出来ず、当たり障りのない会話でその場をしのぎ、ただ時間だけが過ぎて行く…。そんな難しさが、ひきこもりの家族にはあるように思います。

親子関係が良好で信頼関係があり、本音で会話が出来ているなら一番良いのですが、家族間であまり意思の疎通が図れていないからこそ問題が長期化したり、こじれたり、複雑化する原因になっているところがあると思います。

きっと、話を聞いたり、一歩を踏み出すきっかけを作ったりするのは、友達とか、知り合いとか、うちみたいな当事者団体(体験者・経験者)の方が向いてるのかなと思います。色んなケースがあるので一概には言えないですが、親は先頭に立って引っ張って行くよりも、黒子として裏方として汗をかく方が合っているんじゃないかと思うことがあります。

たぶん、そんな事もあり、今回、京都コレカラに話が来たのかなと思っています。直接、本人から話を聞くのが難しいのであれば、同じような経験をしてきた元当事者から話を聞くのが一番手っ取り早いですからね。

もちろん、理由やきっかけ、原因、本人の性格などは違う訳ですから、元当事者の話がどこまで参考になるかは分かりませんが、タイプの異なる元当事者が、人生を振り返りながらこれまでの体験談を語ることで、それぞれのご家族にとって何か解決の糸口となるヒントや道筋を見つけることが出来れば良いなと思っています。

登壇者全員、ご家族が前向きな気持ちになるように、そんなイベントになるように当日頑張りたいと思っていますので宜しくお願い致します。

2021年の春。ひきこもりの当事者団体「京都コレカラ」を立ち上げました。仲間づくりだけでなく当事者やご家族の支援・サポート・応援が出来ればと思っています。宜しくお願いします。