行きはよいよい帰りはこわい

　連休中にずらし旅低予算で行けてよかった。でもこのお話には続きがありまして、今までよりも大きなハプニングにも見舞われました。最終日にランチを食べて、そこまでは良かった。


　もうここからは自分の居住する県に近づく。一度ある駅で下車して、そこで美味しいスイーツでも。すっかり気が緩んでいた。下車した駅で買い物しようとしたら、あれ財布がない。


　レジ前でもたつきました。見つからないので、その買い物は断念。財布落とすことはないだろう、と思ってよく探してもやっぱりない。ランチをとったお店にまず連絡。


　探してくださったけど、やはりない。そこからここまで乗ってきたのは○○駅と、降りたこの駅の間だけ。気付いたのも早かったのに、いまだに財布が出てきません。県警にも遺失物届をだした。一時間の間に行ったところには全部電話で聞いたのに・・・。


　結構財布の中にお金入っていて、がっくり落ち込みました。財布落としたのは人生で初めて。クレカや保険証入ってなかったのがせめてもの救い。３万近く入っていたから、なかなか諦められず。


　もう出てこないかも。所持金数百円で4時間ほどかけて家路につきました。切符や携帯は持ってましたから心配はないものの、大の大人がこんな金額で広範囲を移動って情けない。


　旅慣れしてちょっと油断したのか。ぼーっとしてたらいけませんね。反省。旅先でトラブル発生のわりに、落ち込んだだけでパニックにはならなかった。帰巣本能とでもいうべきか。


　ただ気分が重たい。電車のお忘れ物センターに問い合わせても厳しい。財布を落してしまうのには、厄落としの効果もあるとか。しょうがない落としたのは私。神社でお祓いしてもらったくらいの気持ちでいましょうか。