見出し画像

失敗した料理にも、きっとストーリーが・・・。

 出来上がった親子丼に箸をつけて、口へとそろり。「これは!?う~んしっかり味見はしたはずだが・・・」残念な仕上がり。自分の作った料理はおいしく感じるとか、そういう時期はもうとうに過ぎました。


 フェアな評価でいうと、お世辞にも美味しくはない。卵に味が染みていない。きっと水分量が多すぎたのだ。先に作った家族の分は上手くいったのに。水分量の調節ってつくづく難しい。気持ち少なめに入れて、足りなかったら後から足すくらいが良いのかな。


 ぱっとしない親子丼を口にして、現実の厳しさを思い知る。まだまだ味が安定していない。薄味の卵の部分は、ひたひたと切なく胸にしみわたります。


 ここでくじけていても前には進めない。失敗しても、折れない心になればよいだけ。普通の料理を安定して作るのが、当面の目標。美味しい料理を安定して作るのはまだ先の事。


 作った側も失敗した料理の方が、意外とよく覚えている。この頃はメシマズなんてワードが、世に生まれて物議を醸し出してるとか。メシマズじゃないの。たまたまなの。頻繁にご飯を作ると、たまに「しまった」という事はあるのです。



 かなりの確率で作った本人が一番自覚している。だから嫌な帰国を払しょくするために、台所で日々戦っている。食べる人も気を使って「美味しい」も余計辛い。メシマズよさようなら。そんな思いで、スキルアップに励んでいる人が沢山いる。そんな事も忘れないでいて欲しいな。


 美味しいごはんは、一日にしてならず。周りの人も是非温かい目で見守って。


 


 


いいなと思ったら応援しよう!

オウチニスタ
もしサポートして頂けたら嬉しいです。一生懸命頑張ります。宜しくお願い致します。

この記事が参加している募集