
Photo by
sakuramochi925
失敗した料理にも、きっとストーリーが・・・。
出来上がった親子丼に箸をつけて、口へとそろり。「これは!?う~んしっかり味見はしたはずだが・・・」残念な仕上がり。自分の作った料理はおいしく感じるとか、そういう時期はもうとうに過ぎました。
フェアな評価でいうと、お世辞にも美味しくはない。卵に味が染みていない。きっと水分量が多すぎたのだ。先に作った家族の分は上手くいったのに。水分量の調節ってつくづく難しい。気持ち少なめに入れて、足りなかったら後から足すくらいが良いのかな。
ぱっとしない親子丼を口にして、現実の厳しさを思い知る。まだまだ味が安定していない。薄味の卵の部分は、ひたひたと切なく胸にしみわたります。
ここでくじけていても前には進めない。失敗しても、折れない心になればよいだけ。普通の料理を安定して作るのが、当面の目標。美味しい料理を安定して作るのはまだ先の事。
作った側も失敗した料理の方が、意外とよく覚えている。この頃はメシマズなんてワードが、世に生まれて物議を醸し出してるとか。メシマズじゃないの。たまたまなの。頻繁にご飯を作ると、たまに「しまった」という事はあるのです。
かなりの確率で作った本人が一番自覚している。だから嫌な帰国を払しょくするために、台所で日々戦っている。食べる人も気を使って「美味しい」も余計辛い。メシマズよさようなら。そんな思いで、スキルアップに励んでいる人が沢山いる。そんな事も忘れないでいて欲しいな。
美味しいごはんは、一日にしてならず。周りの人も是非温かい目で見守って。
いいなと思ったら応援しよう!
