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家族はつくるもの、育てるもの
結婚したら夫婦になるわけじゃない
子どもが生まれたら家族になるわけじゃやない
当たり前なのに、この当たり前が時々わからなくなることがあるんです。
なぜなら「家族はつくるもの」という意識を持つ人が周りにいないからです。
家族はつくるものだとするなら、どうやって作っていけばいいのか、作り方について考えてみたいと思います。
家族のつくり方<その1:カタチを決める>
「家族はつくるもの」であれば、どんなカタチにしたいのかを、ちゃんと練らなくてはいけません。
つくる過程で、きっと想定外のことも起こるでしょう。
そんな時は、どう対処すれば理想のカタチに近づけるのか、検証する癖を持つ必要があります。
では誰が検証するの?
もちろん!夫婦です。
家族を作るのは、夫婦です。
夫婦が家族のカタチを決めるのです。
家族という作品の作り手は「自分たち夫婦なんだ」と思ったら、やらなくてはならないことは、第一に念入りな打ち合わせです。
「どんな家族になりたいか」から始まる”望む理想の姿”を、お互いにプレゼンし合うのです。
家族をつくるのです。
生まれて初めての大掛かりな作業だし、初めて同士の共同作業になりますので、相手が「なるほどね!」と納得いくまで、念には念を入れて、打ち合わせをしなければなりません。
家族のつくり方<その2:材料を確認>
次に、理想の家族を手に入れるために必要な、材料やリソースをありったけ書き出してみるのです。
時間やお金といったハード面もそうですし、あたたかい言葉が飛び交う雰囲気や「今日はどうだった?」と意識して聞き合うコミュニケーションなど、ソフト面でのリソースも、思いつく限り書き出すのです。
家族のつくり方<その3:危機管理>
そして、更に必要になるのは、現時点で想定されるリスク管理。
病気の時どうする?
落ち込んだ時どうする?
相手に腹が立った時どうする?
不信感を感じた時どうする?などなど。
共同作業なだけに、お互いに力を発揮できない事態が起こったときのダメージは、かなり大きいと思った方がいいです。
その時に素早く対応ができれば、ダメージは最小で済みますし、その積み重ねが、お互いの強い信頼につながり、唯一無二のパートナーに仕上がっていきます。
ところが、対応が疎かになれば相手への不満が生まれ、一度芽生えた不信感はなかなか消すことができず厄介です。
このダメージは、長期間にわたって続くことになるので、早めの対処に越したことはありません。
あらかじめリスクを想定しておくことは、対処への一歩の敷居を低くすることになるのです。
家族のつくり方<その4:メンテナンス>
そして、これも大切です。
何かというと、定期的に開かれる「定例会議」。
自分たちの思い描いた家族から大きく外れていないかを検証する「定例会議」を、強制的に持つようにするのです。
<定例会議>
例)第3日曜日20時〜21時間
このように定例会議を設定し、あらかじめカレンダーに一年分書き込んでおくのです。
議事録を残すためのノートを一冊用意するといいですね。
記録の書き方も「現状の課題」「対応策」だけでなく、「相手への感謝の言葉」もあえて文字にして、ぜひ書いてください。
なぜなら、とっても励みになるからです。
途中で二人の間に不協和音が鳴り始めても、このメッセージが浄化させてくれる可能性があるのです。
数年後の「こんなはずじゃなかった」を回避する
つまり、お伝えしたいのは、家族とは「つくるもの」だということです。
どんなスタイルでもいいのです。
定例会議なんてそんなのわざわざやりたくない、とおっしゃるなら全然いいんです。
ただ、家族はつくる以上、作り手の意思疎通が重要で、ゴールをどう描いているかを共有できなければ、数年後に「こんなはずじゃなかった」という声が、どちらからともなく聞こえてくることになるかもしれません。
それを防ぐためには、効果的な仕掛けが必要なんだ、ということを知っていただきたいのです。
家族はつくるもの。
そして、作り手は夫婦。
大丈夫。
必ず思い描いた通りの家族が作られますので、心配しないでください。
ただ大切なのは、たくさん話して、思いを共有すること。
是非、今日から「家族づくり」初めてみてください。
きっとできます、素敵な家族づくり。
心から応援しています。
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