感情を言葉にできると取り扱えるようになる
感情が暴走しがちな人にオススメな方法があります。
それは、感情を言葉にするということ。
そうすることで、感情をコントロールできるようになるんです。
生まれたての赤ちゃんはよく泣きますよね。
お腹が空いていても泣くし、眠くても泣きます。
お母さんの姿が見えなくでも泣くし、おむつ が濡れても泣きます。
ただ、自分がなんで泣いているのかはわかっていません。
「あらあら、寂しかったのね」
「まあ、眠かったのね」
といって不快な感情を取り除いてくれることで、いろんな種類の感情があることを学んでいくのです。
このやりとりがくり返される中で、感情には種類があること、感情に名前がついていることを学び、やがて、自分の感情を言葉にして説明できるようになるのです。
自分が今どんな感情に揺れているのかがわかれば、意識して静めることができるようになります。
気づかなければ、泣いたり、怒鳴ったり、逃げたり、あまり効果的な方法ではない、とにかくやみくもに静めようとして、さらなる不快な感情を引き出してしまうことも多いのです。
大事なことは、感情を言葉にすること。
そして、細かく説明できるようにすること。
大人でも、これまでやってこなかった人は、全くこれができません。
つまり、練習が必要だということです。
自分の感情を他人に話すのが恥ずかしければ「感情ノート」をつくって、自分の感情を正直に、真っ直ぐに、素直に見つめて、表現してみましょう。
書き出したら、声を出して読み上げてみるのです。
たったこれだけなのに、感情をコントロールする力が高まってくるんです。
面白いですよ。
ぜひお試しください。
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