vol.24 苗床に種まき #プランター野菜道 |オットが家事・育児に精を出してみた
こんにちはオットセイです。
今回は先日行った土づくりに続いて、ベランダのプランターで夏野菜を作るための種まきを行いました。
このシリーズではオットが家事や育児に本気で取り組んでみた結果、うまくいったことや失敗したことを赤裸々に投稿していきたいと思います。どうぞ、よろしくお願いします。
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1.固定種の野菜を種から育てようと考えた理由
これまで過去5年間、なにも考えずに手軽に育てられるという理由で、ホームセンターで購入した苗から育ててきました。しかし、今回は「じっしゅう」のカリキュラムということもあり、せっかくなので種からやってみることにしました。
しかし、少し調べてみると野菜には「固定種」と「F1種(1代雑種)」と呼ばれる2種類あることが分かりました。
現在、一般にスーパーで売られている野菜のほとんどは、市場流通させやすくするため、1代限りの交配をしたF1種だそうです。
■メリット
・生育速度が速い
・病気や農薬に強い品種も作れる
・一定に育ちやすいので収穫、出荷が同時にしやすい
・形状が均一になりやすい(見た目で判断される市場ではプラス)
■デメリット
・1代限りの雑種なので、タネを採って翌年植えても育たない
・農家の方は毎年種メーカーから高価な仕入れざるを得ない
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一方、固定種は昔ながらの連綿と種取りを続けて繋いできた品種です。
■メリット
・生育速度がバラバラのため、長く収穫が続く
・おいしい実ができて種を取れば、翌年もその性質が引き継がれる
・繰り返し同じ場所で育てれば、その土地にあった種になっていく
■デメリット
・生育速度が読めないので収穫時が出たとこ勝負
・良い種かどうかは植えてみないとわからない
・見た目はあまり期待できない
今回はベランダで気楽にのんびり作るプランター野菜なので、固定種の野菜を育ててみることにしました。
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なお、固定種とF1種については「種子法」とかの関連もあり、興味ある方は以下の本をどうぞ。
2.今回蒔いた種
種は国内では数少ない固定種野菜を取り扱っている「野口のタネ」さんで購入しました。
購入したのは、「枝豆」「ミニトマト」「バジル」「しそ」「ナス」「オクラ」の6種類。
また、いきなりプランターに直播きではなく、一度苗を育ててプランターに移植する作戦のため、苗床も購入しました。
最後に育て方の参考にしようとした本はこちらです。
3.実際に種を蒔いてみた
6種類のタネがあるので、苗床は3つづつ使いました。各苗床には3~5粒くらいのタネを蒔き、芽が出てきたら生育状況で1本にする予定。下の写真は枝豆を蒔いたところです。(枝豆は大豆の青く若いやつなので、タネは白い大豆です。)
こちらはオクラのタネです。野菜によって全く大きさも形も違うので、ムスメもワタクシも興味津々でした。
他のタネは一粒がものすごく小さく、そんな小さいタネからたくさんの実や葉をつけるようになるのかと思うと、その生命力には本当に驚かされます。
それぞれ蒔き終わったら、やさしく土で覆いかぶせて、最後に霧吹きで水をかけて種まき終了です。
苗床の温度が25~30度くらいが発芽温度らしいので、カバーをしました。また、どれがどのタネかわからなくなりそうなので、シールで目印をつけました。
あと、枝豆のタネ(大豆)はカバーしないとハトがふつうに食べちゃうみたいなので、十分警戒が必要とのことです。
4.お礼
今回も記事をお読みいただき、ありがとうございます。
いまから芽が出てくるのがとても楽しみです。ムスメとはどのタネが一番初めに発芽するのか「賭け」をする予定です。
これからも実際にやってみたこと、気づいたことをこつこつ投稿していければと思います。引き続きよろしくお願いします。