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お家デート

「お家デート」この単語に魅了されない男性はいるのだろうか(いや、いない)。よっぽどアクティブで、アウトドア趣味が生きがいな人でも、彼女とお家デートをしたことある人が多数だと思う。

自分が振られた原因に、デートプランをちゃんと考えられなかったことが挙げられる。お店への予約を面倒くさがったり、当日行き当たりばったりのデートが多かった。元カノにも指摘を受けていたが、お家デートの回数が必然と多くなっていた。


お家デートは外でのデートと比べていい所がたくさんある。
・天候に関係なく遊べる
・疲れない
・お金がかからない
・二人の時間を長く作れる 等

ただ、やはりずっとお家デートでは新鮮味がない。恋愛は色々な経験を二人で行うことで、維持できると思ってる。どうしても刺激が少なく、価値観の違いが如実に出やすい。元カノは休日でも外に行って、行ったことない場所に行きたい人だった一方で、自分は遠距離で体力を消耗してたし、お金を節約したいからお家デートが好きだった。
価値観が違う2人だったが、楽しめるように色々なお家デートを重ねてました。(余談ですが、下に書いてるLINEスタンプ作りで作った子が今の自分のアイコンです。)

・ハリーポッター 一気見
・ヘクセンハウス(お菓子の家)作り
・アロマキャンドル作り
・自作脱出ゲーム
・オンライン脱出ゲーム
・ピザ作り
・サムギョプサル作り
・LINEスタンプ制作
・Switchゲーム
・お菓子作り
・おうち居酒屋
・お香
・サプライズパーティー 等


そもそも自分がお家デートが好きだった理由としては、お金を使わないからである。
金銭感覚も自分と相手では異なっていた。家庭環境が大きく違っており、自分は極度な節約志向だった。元々自分の家はすごく貧乏な家庭で、幼少期からお金を使うことは良くないことと刷り込まされてきていた。今覚えば大好きな彼女と過ごすことにお金を節約する意味がわからないが、当時はお金を使うことが本当に怖く、良くないことの様に思ってた。
お金は使う時に初めて価値が出る、誰の言葉かは分からないが本当にその通りだなと思った。

彼女視点では、デートを節約する彼氏なんて幻滅だと思う。でも元カノは自分の心情を理解してくれて、なるべくお金を使わないようなデートを提案してくれていた。本当に素敵な人だったなぁ。
2年間の遠距離恋愛であったため、交通費はどうしてもかさんでしまい、交通費を言い訳に節約を相手に対して押し付けていたんじゃないかと。

本当に書いていて、昔の自分に対してイライラしてきた。いい事だ、もっと過去の自分に苦しめられるといい、元カノの痛みも少しは分かろう。
辛くてもいい 苦しさも全部僕のものだってヨルシカも歌ってたし。

後の祭りではあるが、元カノとの未来を見据えた貯金は、未来永劫元カノのために使われることはない。なんという本末転倒だろうか。

結論付けると、 
お金を節約するためだけにお家デートをしていると、本当に大切な物を見逃してしまう。


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