【IVRy入社エントリ】出会ってから約2年、IVRyにエンジニアとして入社しました
こんにちは!IVRy社員番号94番の大月(@otsuky_)です。2024年5月にIVRyにフロントエンドエンジニアとして入社しました。
これまで
私は新卒で株式会社ニジボックスに入社し、フロントエンドエンジニアとして8年間、主に親会社であるリクルートに常駐してサービス開発を担当しました。新卒でWeb業界を選んだのは、人材の流動性が高い業界だから。学生時代の私は働くことは辛いことや我慢やの連続で、大変なことの方がずっと多いのだろうと想像していました。そのため、同じ組織で長く働けるイメージが全く湧かず、スキル次第で転職やフリーランスになる選択肢を持つことができる点に魅力を感じてWeb業界に飛び込みました。「2、3年頑張ったらきっと他の選択肢も持てるぞ 」と自分を奮い立たせて福岡から上京し、Webエンジニアとしてのキャリアをスタートしました。
出会い
そして時が流れること6年ーー
私は自分の予想を裏切って新卒で入社した会社に勤務し続けていました。幸運なことに良き同僚やチームメンバーに恵まれて、もちろんたまには大変なことだってあるけれど充実した毎日を過ごしていました。しかし、気がつけば自分もキャリアに悩みがちな30代というお年頃。ふと、このままでいいのかと思うことはあれど、環境を変えてまで挑戦したいことには特に出会っていませんでした。
私とIVRyとの出会いはそんな日々を過ごしていた2年前の某日のことです。過去に常駐先の開発チームでお世話になった@yuri_ivryが楽しそうに仕事をしているのが気になってカジュアル面談を受けたのがきっかけです。そして面談開始から1時間後にはIVRyのslackに自分のtimesチャンネルが作られていたのでした。「まずは話を聞くだけ」と気軽に面談に挑んだ私は「これがスタートアップのスピード感…!?」と早すぎる展開にとても驚いたのを覚えています。そしてtimesに入った瞬間、IVRyのメンバーから怒涛の挨拶メッセージが送られてきて、正直少しビビってしまいました。
交流
それから週一程度稼働の副業メンバーとして業務委託でIVRyに関わるようになりました。業務としては、簡単な改修のお手伝いのほか、IVRy メディアのリプレイスや電話番号検索サイトの新規作成を担当しました。
関わっていくうちに、IVRyはまだまだ多くの可能性を秘めたサービスだということが分かってきました。
そのほか、業務外でもLT会に呼んでもらって自作キーボードに関する発表をしたり、有志メンバーで実際にキーボードを作りに行ったり、オフィスでキンキのライブ映像を見ながら寿司を食べたり、スプラトゥーンで対戦したりと、楽しい思い出をたくさん作りました。よく知らない人が多いイベントごとには及び腰になりがちな性格の私でも、不思議と「ちょっと参加してみようかな」と思える空気感がIVRyにはあるのです。
迷い
そんなこんなでIVRyのことをだんだん好きになっていったのですが、副業を始めてから入社するまでに2年近くかかりました。スタートアップの社員らしからぬ意思決定の遅さですね。というのも、ちょうど副業を始めてすぐのタイミングで、本業で新しくチャレンジングなプロジェクトにアサインされることになり、当面はそのプロジェクトで頑張りたいという思いがあったためです。
その一方で、IVRyがものすごいスピードで成長していることも感じていました。副業を始めた当初は10人に満たなかった社員が、気がつけば30人、50人とどんどん増え、贅沢なフリースペースがあったオフィスは遊びに行くたびにデスクが追加されて入りきれないほどになっていました。
次々に公開される入社エントリを読みながら、自然と「自分だったらどう書くかな」と考えている自分に気づいた時、数年前に星占いにハマっている知り合いに占ってもらった時のことを突然思い出しました。
みたいなことを言われたと思います(うろ覚え)。当時は「そりゃ7年あったら色々変わるだろうしなあ」とあまり気に留めず、すっかり忘れてしまっていたのですが、IVRyの成長速度を考えると突然納得感が湧いてきました。ちなみにその時「35歳で王の素質に目覚める」とも言われました。あと数年、楽しみですね。
決意
それがきっかけというわけでもないですが、いつしか「入社するかどうか」ではなく「いつ入社するか」に悩みがシフトしていきました。そして、本業のプロジェクトが自分の中で一区切りついたタイミングで「これ以上悩んでいたらこの勢いに乗り遅れてしまいそう…乗るしかない、このビッグウェーブに!」と入社を決意し、現在に至ります。
そんなわけで時間をかけて入社を考えるようになったのですが、ここでIVRyに惹かれた理由を言語化してみたいと思います。
IVRyのどこに惹かれたか
① サービスへの愛と熱意に溢れる個性豊かな仲間たち
IVRyのメンバーはサービスに愛と熱意を持って業務に取り組んでいます。副業期間中はユーザーの増加や新機能のリリースを会社全体で喜んでいる様子を見ては「『一丸となって取り組む』ってこういうことを言うんだな」といつも感心していました。
多様なバックグラウンドとユニークなキャラクターを持つメンバーが、それぞれの個性を活かし、相乗効果でサービスの成長をさせているのがIVRyの強みです。5月に新しくなったValueの一つである"Keep on Groovin'"にもそれがよく現れています。
副業期間中は業務委託という立場上、どこか一歩離れたところから見ていたのですが、自分も輪の中に入って熱意ある人たちに囲まれて仕事をしたいと思うようになりました。
② "Work is Fun"
"Work is Fun"というのはIVRyのVisionにある言葉です。
IVRyでは楽しそうに働いる人が本当に多いです。人生で多くの時間を費やす仕事は楽しい方がいいに決まっています。しかし、楽しいことは勝手にはやってこないし、楽しむことにもある種のエネルギーが必要です。IVRyのメンバーは、前述の通り愛と熱意を持っていることに加えて、楽しむことに非常に貪欲です。ポジティブなマインドを持ち、アンテナを張って、行動を起こしているからこそ生まれる楽しさなのだと考えています。私もそうでありたいし、それが当たり前の世の中になってほしい。そのために仕事をしたいと思いました。
③ 「何か面白いことができそう」というワクワク感
ここまで述べてきたように、サービスへの愛と熱意に溢れる個性豊かな仲間たちが全力で楽しみながらが働いている会社なので「何か面白いことができそう」だとワクワクを感じました。迷った時は心が躍る方を選ぶのが信条なので、この気持ちを大事にしようと思い入社を決意しました。
これから
入社してから2ヶ月が経ちました。毎日IVRyで仕事をするということにも慣れ、PCのログイン時に手癖で前職で使用していたパスワードを打ってしまうこともほとんどなくなりました。
この2ヶ月の間にも、すでにRubyKaigiへの参加、シリーズC調達、オフィスの引越しとイベントが盛りだくさんで濃厚な日々を送っています。
今後は、まず自分の得意領域であるフロントエンドを軸としてIVRyのサービス開発にコミットしつつも、自分からあまり領域を制限せずになんでも挑戦していきたいと考えています。
また、今はまだエンジニア全体で18人、その内フロントエンドをメインで触っているのは5人程度と開発組織としてはまだまだ小規模です。サービスに関わる人員が増加し、運用期間が長くなると、少人数でシステムを熟知していた頃には起こらなかった問題が往々にして発生するものです。現在のIVRyの勢いを考えると、そのフェーズが来るのはそう遠くない未来なのではないかと予想しています。前職での長寿サービスの運用や大規模組織での開発経験を活かして開発速度を緩めないための足回り強化にも取り組んでいきたいです。
We are Hiring!
IVRyでは一緒に働くメンバーを募集しています。入社前の私のように「勢いに乗り遅れてしまいそう」と思っている方、まだ間に合います!やりたいことに対してまだまだ人が足りない状況なので、どんな会社か気になった方はお気軽にカジュアル面談にご応募ください。
ぜひ一緒に"Work is fun"を体現していきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!