サナギから蝶へ〜4年目になって点と点が繋がり始めた話〜
「やりたいことを形にしたい」と
ぼんやりと思っていた4年前。
2021年になって、ようやく色んなことが繋がってきて
ワクワクしてきたから軌跡を記録しておく。
名古屋を離れて、
1人で新たな地へ飛び出したのが2017年秋。
辿り着いたのは、岐阜県関市 だった。
初めての場所
初めての仕事
初めての1人暮らし
とにかく初めてだらけの毎日で
何をしたらいいのかわからなかった。
それでもなんとかやっていけたのは、
「地域おこし協力隊」という制度で
3年間活動することが決まっていたから。
人見知りとか言ってられないから、
とにかく色んな人に話しかけたし、
誘われたものには全て顔を出すようにしてた。
慣れないことばかりするから、
案の定倒れたりもした。
人生初の入院も経験した。
(今となっては、それもいい思い出だな)
無理は禁物だとわかっていながら
無意識のうちに動き過ぎていて
1週間くらい休まないといけなくなる
みたいなことを繰り返しながら
意識的に「休む」ということも学んだ。
当時の自分は「やりたいこと」と「やってみたいこと」があって、何が自分に合っているのか試していたのかもしれない。
2017年10月~2020年9月
実際にやってみたことは
・グラフィックやファシリテーションを学ぶ
・観光PRイベントや物産展の開催
・動画の撮影&編集
・企画の提案、計画、実施
・特産品開発チームへの参加
・ソーシャルビジネスプレゼン大会への出場
・居場所づくりの試験的運営
・コミュニケーション研修の講師
・中学校でのキャリア教育に関する講和
・・・などなど
とにかく色んなことをやってきた。
その中で、向いていることもわかってきた。
・人の話を聴くこと、描き起こすこと
・誰かの成長に立ち会う(サポートする)こと
・やっぱり水の中が好きだということ
逆に向いていないこともわかってきた。
・不特定多数の人を相手にすること
・観光PRイベントや物産展の開催
2020年10月
これまでの経験を踏まえて独立してみようと思ったこともある。
でも、最終的には覚悟ができなくて、
たまたま任期付きの職員の募集があったから、
公務員になることにした。
試験を受けて、無事に採用となったけど、
協力隊の任期を終えて、次の仕事が始まるまでの
空白の1ヶ月があった。
この期間がめちゃくちゃしんどかった。
何をしても宙ぶらりんな感じで落ち着かなかった。
本当に就職していいのか?と自問自答を繰り返した。
自分の直感を信じようと言い聞かせて、
なんとか不安定な時期を乗り切った。
2020年11月
生まれて初めて、組織の中に入ることとなった。
組織のルールに慣れるまでは大変だった。
決まった時間に出社するのは正直しんどい (笑)
でも、ここでしか得られない経験ができているから、
これからも一つでも多く吸収していきたいと思っている。
2021年9月
岐阜に来て、丸4年が経とうとしている。
新しい仕事にも少しずつ慣れてきて、
自分の時間も持てるようになってきて、
変わらない想いを再確認し、いま動き出したいと思っている。
4年前と違うのは、関わってきた人の数。
そして、「一緒にやらない?」と声掛けできるようになったこと。
仕事とは別に動いている数々が、いつかの何かに繋がるように、
一つひとつを丁寧に取り組んでいきたい。
~公務員以外の活動~
・くるまざ大学
・ちいかま倶楽部
・心間知図(こまちず)
・ふらっとスペース
・Art of Hosting
岐阜ライフ5年目を迎えるけれど、
新しい価値観に出会うことに恐れないで、
自分の器を大きくしながら、ワクワクする方へ進んでいこう。
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