2021年のはじまり
ものすごく雪が積もったお正月のこと。
雪かきしてたら、集まった雪がかまくらに見えたから、作りたくなった。
そこには夢と希望と学びがたくさんあったから、忘れないように記録しておく。
やり出すとハマる
最初はそんなつもりなくても、ちょっとやってみて形が見えてくると、もっとこうしたいと言う意欲が湧いてくる。だんだん形になってくるとすごくワクワクする。
これって結構大事な要素な気がする。
やりたくないからやらないんじゃなくて、
やってみるからやりたくなる!のかも。
1人だと難しい
最初はなんとなくで、自分だけでやってみたけど、すぐに潰れて諦めた。(写真↑)
次の日、助っ人にきてもらった。1人協力してくれる仲間がいるだけで、ものすごい推進力になる。作りながら、次はどうしたらいいのかを考えていく。 2人の知恵が集まって、どんどん形になっていく。それがものすごく楽しかった。
呼びかけに応じて一緒に動いてくれる2人目の存在の大きさに気付かされたなぁ〜
自分で考える
きっと調べたら、完成形も作り方もたくさん教えてくれただろう。でも、幼い頃にお父さんが作ってくれたかまくらの記憶がなんとなくあって、完成形のイメージはあったから、特に調べることもなく進めていた。
子どもと一緒にやったら、考える力が身につくなぁ〜と思った。
土台が大事
床となる部分を踏み固め、下から順番に作っていった。最初は先が全然見えなくて、本当にできるの?途方もないぞ?って思ったけど、ひたすら雪を積んでは固めていった。
きりのいいところでお昼ごはんを食べに行って、作業開始。すると午前中に作った部分がしっかりしていたからか、どんどん形ができていった。それはもう面白いくらいに進んでいった。
「土台が大事」ってよく聞くけど、本当にそうだなぁ〜と感じた瞬間だった。
両方の視点を持つ
上部の作り方に戸惑った。
積み上げるだけではどんどん壁になってしまうから、どうやってカーブを作っていくのか悩んだ。最初はうまくいかなくて、崩れたりしていたけど、内側からも外側からも雪を足して、両方で固めてみたら、段々と形になっていった。
内側からだけでもダメ、外側からだけでもダメ、両方からアプローチするからどっちも活きるんだなぁ〜と実感した。
大変な作業が楽しい作業に
かまくらを作るのに夢中になっていたら、雪かきもできていた。やっていくうちに作り方のコツもつかんでくる。道具の使い方も上達するし、連携の取り方も上手くなる。
うまくできるようになると楽しくなって、どんどんやりたくなる。継ぎ足していく作業がゲームみたいでとても面白かった。
おまけ
・家づくりを少し学べるのかも
・歴史(お城)について学べるのかも
ここまでは良かった気づきだけど、
自分の癖も見えてきた。
過程に満足する
かまくらはとりあえず満足する形になった。
でも、次の日になると屋根が凹んでしまっていた。かなりショックだった。
見た目はそれっぽくても、強度はなくて、呆気なく潰れてしまった。(雪が溶け切るまでは1ヶ月かかって楽しめたけど)
たしかにショックではあったけど、そのプロセスが楽しかったから、結構満足している自分もいた。でもそれって、結果は伴っていないから、場合によっては無駄な時間を費やしたことにならないか?と思った。
何を目的に置くのかによって、過程を楽しむだけでいいのかどうか考える視点は大事にしようと思った。
他にもあった気がするけど、思い出せないのでここまで。
とにかく夢と希望でいっぱいだった
自分がキラキラ・ワクワクしているのをこんなにも感じたのは、いつ振りだろうか?と言うくらいに夢中なっていた。本当にできるの?って地域の人に言われたりしたけど、なんかできる気しかしなくて、とにかくワクワクしていた。
こんな経験をさせてもらえて
私は幸せ者だなぁ〜
楽しみは自分で作れる!
そんなことを感じた2021年のお正月でした。
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