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7月個展の考えごと
割引あり
7月個展の考えごとについて。
これは、またトラウマの再演にあたるのかもしれない。
7月の個展は私の分身を作った。失った私を、どうしても物体にしたかったからだ。性犯罪は魂の殺人と言われている。経験したものでないとわからないだろうが、事件直後、まさに私から私が消えた。私の内部には私がいなくなっていた。私は死んでしまった。殺されてしまったのだ。
その殺された私を私は可視化したかった。
確かに私がいたことと、死んだ事実。葬式のようでもある。
命の可視化とも言える。
私から私が消えた感覚というのは奇妙な感覚だった。
物体としての私が存在する事実だけになっていた。
意思や思考も自分がしているものであるという感覚が持てない。
残った身体と生きているような感じでもあるし、死んでいる自分の中に入り込んでしまっているような感覚でもあった。
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