【からだは仲良し、みんなで動いてる】
【からだは仲良し、みんなで動いてる】
【からだはみんなでうごいてる】運動連鎖|関節可動域|柔軟性|ポキポキしないで〜!
(この文章は、優秀な施術系の先生がたには常識すぎてアホらしいので読む必要はまったくありません)
私は、闇で、無資格の施術を生業としています。
地元では一切なにも、絶対にこれっぽっちも微塵も確実に治らない施術家として超有名です。
そんなことはどうでも良いのですが、先日のこと、ある女性のお客さまの、随分と固まってしまった足を施術していると、突然 叱られてしまいました。
そのお客さまの足は、最近の、より高性能になった靴のおかげですっかり本来の足の機能を損ない、26個くらい(か忘れたけど)の細かい骨で形成される足が、まるで一つの骨からできたかたまりであるかのように、ガッチガチに固まっていました。
ちなみに足がガッチガチに固まっている人は、心もガッチガチなのは、私が世界ではじめて発見したので、近日学会に発表する予定はありませんが、ある意味本当です。
そこで、私は足指から甲、足裏、足首から踵まで、丁寧に優しく一つ一つを動かしながら緩めて血流促進術を施したのです。
すると、意図的なアジャストの整体やカイロの施術とは違い、偶発的に足指が「ポキっ」と鳴りました。
(なぜ鳴るのかは、知らないなら検索して、「指がポキっと鳴るのは」などと調べてね)
するとそのお客さまは、態度を豹変させて怒ったのです。
「ちょっと何するのよ!痛い!そんなことして大丈夫なの!?怖いんだけど!!!」
(と、ここまでは作り話です(笑))
まあ、しかし似た様なことは実際に時々あります。
そんなとき私はこう説明します。
「いいですか? 本当の足の状態は、指の一本一本がジャンケンできるくらいに動いて、可動性や柔軟性があるんです。全身のどの関節でも、本来の最大関節可動域がスムーズに動くのが良い形なんですよ?」と。
しかし、私の作り話の空想の女性客は、またもこう言い返して来ます。
「あんた、なにポキっとしたことの言い訳してんのよ!私は足指でジャンケンなんてしないから!怖いことやめて!」
まあ、当店はリラクゼーションですし、確かにお客さまの健康管理を、叱られてまでお節介におこなう必要はないのです。
しかし、またもや空想内で続けます。
「例えば雪道でうっかり転んだとします。あなたは咄嗟に地面に手を着きました。その時の指の状態はどんな風ですか?」
女性客「そりゃあ、もみじ🍁の様に指を開いて手を着くわ」
「そうなんです。誰だって、わざわざ5本の指をくっつけて真っ直ぐにして、手を地面に着かないのです。そんなことをしたら、安定性悪化から手首に大きな負担がかかって危険増大なんです」
「だから足も同じ何です。高性能の靴でしっかりホールドされることで、指の機能低下となって、指を使わずに歩いてしまっているんです。これをせめて五本指ソックスに変えて、入浴時などに指や甲や足首(=アキレス腱の)、足裏、踵などを緩めておくだけで、随分と効果的なんですよ?」
「こんなに大きな身体を、たったこれだけの狭い面積だけで支えているんですから・・・。あ! お客さまは大きくなくって細い細い!(怖)」
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これと同じような説明を、よく上半身でもします。
腕や肩のストレッチをしていると、固まっている人が多いので、
「きゃーやめて〜怖い〜」と力が入ってしまうのです。これはつまり、日頃に運動やストレッチなどによって、
そこまでの関節可動域を十分に動かしていない証拠なのです。
そして私が、指から手首、肘や肩、肩甲骨から胸部、首にまで至る一連の部位を緩めていくことにも、拒否するかたが多くいます。
確かに当店はリラクゼーションですけどね・・・。
そこで私はこう説明します。
「例えば、肘を傷めてギプスをはめて、まったく曲がらないとします。そうすると、ショベルカーの様に曲げたり回ったり上げたり下げたり、伸ばしたり縮めたりしながら可動する人間の腕は、肘関節1ヶ所が屈曲しないことを、指や手首や、肩や肩甲骨や、胸椎や、少ししか回らない腰椎や、時には股関節や膝を、「いつも以上に余分に」駆使してまで補おうとします」
「これは、さらに動かない箇所が増えたり、動かない時間が増えることで、他の関節の負担が増大するのです。すべてが正常に可動して、分担することで、それぞれは、ちょびっとだけ動けば、実に器用に様々な動きができるのです」
「足の指や、足首が固くロックすれば、膝や股関節など、その上にある様々な関節や靭帯や筋肉や軟骨や腱などの負担が増大します。これを防ぐためには、本来の全ての関節可動域が動くように、軽い運動や柔軟、休息、睡眠、水分などが必要なんです」
女性客「そうか・・・。あんた頭悪いから、回内・回外・伸展・屈曲・回旋・内旋・外旋・背屈・底屈みたいな専門用語が少なくって、わかりやすかったわ〜」
女性客「ついでに言うと、そうやってラジオ体操などでしっかり動かすと、関節包の中にある潤滑液が隅々に巡り、血管を有しない軟骨にまで、酸素や栄養素が行き届く役割りもあるのよ?」
と、最後まで私の空想の中の女性客は、私をいじめるのでした。
女性って怖い😱
【筋トレについて】ちなみにフリーウェイトを代表とする筋トレでは、この運動連鎖を逆手に捉えて、わざわざ狭い部分しか身体が動かないようにして、特定の部位への負荷が増大するフォームを作り上げておこなうことで狙った部位の筋肉強化をはかるのです。従って危険性も伴って増大しますので、故障者も絶えません。
自己目的化と言って、健康増進のつもりではじめた筋トレなどの運動によって、当初の目的を失い欲を出し、故障を重ねてまで見た目や重量の数値に固執してしまうケースは非常に多いのです。
筋トレに於いての悪いフォームとは、勢いや、全身を使って(つまり通常の生活でモノを持ち上げたりする姿勢)おこなうことです。これを時にチーティングと言い、意味は「ズルをする」ということです。
しかし実際には、全身の筋肉を総動員させて、時には勢いも使い故障を防ぎ最大効果を狙うのが、普段の身体の使い方です。
割り切って、持久力や全身のバネを強くしたいのなら、敢えて全身的な運動方法を取り入れるのも、一つの方法です。
【からだはみんなでうごいてる】運動連鎖|関節可動域|柔軟性|ポキポキしないで〜!
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