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【九龍城砦感想】Thanks♪Thanks♪Thanks♪Thanks♪龍兄貴~♪【#汁なし大盛り担々麺6杯目】

トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦を観ました。

邦題ロゴだけがダサすぎて涙

あのね~……マジでよかったです。
室町無頼もアクション面では満足度高かったけど、トワイライトウォーリアーズのほうが個人的に好みでした。アクションも派手だし、ストーリー面のアツさもありました。男たちの湿っぽい友情、最高なんだよな。
元々観に行きたいなぁと思っていたんですけど、九龍城砦の魅力に憑りつかれた同僚の方の狂い方が期待度をより高めてくれたので「ほないくか~」ってコンビニのノリでチケットとりました。それがもう運の尽き。
気づけば俺は龍兄貴に想いを馳せる哀れなオタクになってしまったのでした。

クソ重たいパンチと軽い身のこなしが最高にCOOLなんです

書いている段階で2回既にみているのですが、初回鑑賞時のそれぞれの初登場時のファーストインプレッションは下記のような感じでした。

洛軍(読み:ロッグワン)⇒日本の俳優さんにいそうな顔や……
信一(読み:ソンヤッ)⇒なんか特撮俳優みたいなこぎれいなイケメンでてきたな……2号ライダーみてぇな属性かも!好きかも!!!!
十二少(読み方:サップイー)⇒香港の菅田将暉やん。
四仔(読み方:セイジャイ)⇒腕ふっと!丸太つけてる?強そう(小並感)

王九(読み方:ウォンガウ)⇒バブリー!!!!!!
大兄貴(読み方不明、ダー兄貴?)⇒ハリポタのおじさん(※違います)
陳占(読み方:チャンジム)⇒つよそう(小並感)
龍兄貴(読み方:ロン兄貴)⇒バリ渋イケおじ好きィ!!!
秋兄貴(読み方失念)⇒日本の俳優さんにいそうな顔や……
虎兄貴(読み方:タイガー兄貴)⇒なにこの色気!?好きかも!!!

で、主人公の洛軍と信一、十二少、四仔の4人組を『城寨四少』と呼ぶらしいのですが、まっじでこの4人の絆がですね。本当にアツいんですよ。
展開のために女性が死ぬとか女性がひどい目にあう、みたいな要素が苦手な方にとってはキツイ作品かもしれませんが、個人的には作品の雰囲気には合っていて無理矢理感もなく、実際にありうることなので気になりませんでした。ゲーム版の龍が如くシリーズ好きな方はたまらない作品だと思います。

前置きが長くなってしまいましたが、以下ネタバレ満載の感想を書いていきます。というかキモ・オタクの妄言ばかりではありますが、それほど感情が爆発してしまうほどいい作品だった、ということが伝われば幸いです。





自分、オタク語りいっすか?


引き込まれる世界観、舞台セット

王九の髪型がバブリーすぎてウワァ!!!!!!!!!!ってなった。
九龍城砦の取り壊しが自分の生まれ年であるので運命的なものを感じつつ、当時の香港が日本の1980年代の文化を色濃く反映されていた時代だったのかなぁと思ったり。※劇中は回想含めておそらく1970~1993年の間と推測。

冒頭のクラブで流れていた曲がわからん人のために貼っておきます。
バブリーダンスとして大阪のダンス部の方々が衣装や髪型も合わせたものがあるのですが、王九や手下たちのロン毛や前髪具合がマジでこれやんとなりました。

上記は原曲の「ダンシング・ヒーロー」に平野ノラさんのバブリーネタを入れ込んだMix楽曲みたいになってるんですけど、もしかして……
ケツカッチンが王九の気功の伏線だった……ってコト!?※違います。

で、王九のカラオケ楽曲、吉川晃司さんのMONICAなんですよね。

当時の歌番組のですけど、甘いマスクと色気のあるツヤっぽい歌声から女性人気メッチャ高かったんでしょうね。昭和日本の流行り楽曲を歌う王九、めっちゃ陽キャやん。しかもこれでキャハキャハ笑うので、X界隈では気功ギャルなんて言われるんや。

なんなら現代でも大阪にいそう(ド偏見)
盂蘭盆会のシーンの両手に花ならぬアサルトライフル


やばい、王九があまりにもヒールキャラとして魅力的過ぎるから王九の話になってしまう。

話を世界観・舞台セットについて戻すと、当時の香港の景色が再現されてるがゆえの説得力といいますか、その時代に想いを馳せる人々たちの惜しみない愛によって生まれた素晴らしい画づくりだと思いました。
ネットの海をさまよったところ、1980年代の香港の写真を発見。

いや、まんまやんけ。

九龍城砦だけ再現したいなら、それだけでもよかったはずなんですよね。でもそうしなかった。そこに生きる人々や周囲の環境を整えなければ生きている街にならない。配線がむき出しの壁、むきだしの排水管、もろくなった壁……その中でも寝るところがあり、温かいものを食べ、時に笑い時に泣く、人々の営みを丁寧に描かれていました。
エンディング、スタッフクレジットは今年1番の美しさかもしれません。
曲も相まって美しさが引き立っているのですが、本当に素晴らしい。
日常の暮らしぶりを流すだけ。でも、そこの温かさ、平穏な日々がじんと沁みこんで涙が出る。頑張って生きよう……そう思わせてくれました。




龍兄貴は俺たちの心の中で生き続ける

龍兄貴がカッコ良すぎる話をここでもします。
真面目で一生懸命な人間にはどんな事情があれ手を差し伸べる、慈愛に満ちた男。すべてを巻き込み壊してしまうような暴力的な強さと、動けずに立ち止まっているものを押し上げて運ぶような優しさ。修羅と菩薩の心が龍兄貴の中で共存している。弱みを絶対見せず、最期まで大事なものを守るクソかっこいい男なんて、誰もが好きでしょうよ。
悲しみや苦しみに押しつぶされてしまいそうになっても、持ち方を教えてくれる。持ち方の方法はいくつもあることも教えてくれる。そして自分に合う方法をとれ、と持ち方を強制したりしない。選ばせて、持ち方を習得した後、微笑みながらこっそりと見守ってくれるような、心があったかい頼りになるリーダーなんて嫌いなヤツおる?

BIG LOVE──────

誰にでも寄り添ってくれる兄貴だけど、秋兄貴が「お前は俺のために陳占を殺してくれた」って言ったとき、多分龍兄貴としては「お前のためじゃねーけどな……」って思ってそうだと思った。なんとなく陳占との関係のほうが良好そうだった気もするので。秋兄貴は義兄弟ではあるけど、上下関係を感じるし。龍兄貴のほうが砦を取り仕切ってる割には、なんか秋兄貴に賃料出してるし…。まぁ、そういう野暮なことも言わず、自分が黙ってることでことが穏やかに住むことは語らないのが秋兄貴の暴走に繋がってしまったんですが。秋兄貴はこうと決めたらこう!!!みたいな危うさを大兄貴たちにつけこまれちゃったよね……。信じていい人と信じちゃダメな人、腹を割って話した方がいい人の判断が憎しみで判断が鈍ってしまってたし、正直上に立つべきではないと思うんよなぁ。秋兄貴のことが全然わからなかったので、次回作にでもわかったら嬉しい!


私の好きな龍兄貴のシーン挙げます。

・洛軍が秋兄貴を殺す前に殴って止めたところ。
⇒それまでの戦いで「不干渉」に徹することで、洛軍や秋兄貴への中立の立場をとっていた。どちらにも情があるから。でも、洛軍が「あんたを殺す」と言ってしまって初めて動く。秋兄貴は陳占の復讐という理由があるけど、洛軍のは完全に自分に向けられた敵意に対する殺意。龍兄貴は洛軍に、自分のかつての仲間を殺してほしくなかったんだろう。だから止めた。
秋兄貴が龍兄貴にもナイフを向けたときの絶望感って半端なかっただろうな。洛軍は龍兄貴が殺されないよう駆けつけて刺されちゃうし。うう……龍兄貴……!

・「俺が死んだらお前に息子を託す。」
陳占のシーンじゃん。と言われるかもですが、ええじゃろ陳占と龍兄貴はセットとしてカウントさせてください。憎しみ合って殺したんじゃないってことも明らかになるし。そのままためらわなければ殺せたところを映すのもまた憎い。

龍兄貴と陳占のポスカく~ださい

戦う前の若い龍兄貴が始めようとしている理髪店にやってきてくれて。龍兄貴が髭剃りの刀をもつことで「やっぱりやめる」と言い出してたくせに、安心して寝てしまったり。嬉しそうに妻の妊娠を報告して、お前が義父だ、っていうところだったり。陳占がオヤの雷震東よりも龍兄貴のことを信頼していて、子供を幸せにしてくれるという確信があるという……何、この……何!!??
なんで殺し合わないといけないのぉ!!???
なんて言いたくなりますが、おそらく陳占もわかってたんでしょう。龍兄貴が先に雷震東を殺しても、雷震東の手下たち(自分の仲間や部下)が龍兄貴を殺そうと動くか、陳占がボスになって雷震東の敵討ちをしなければならなくなるということも。
ハァ……こんな激ヤバなキャラが映画オリジナルってどういうこと?原作小説翻訳版を買っても浴びられないということですか?龍兄貴との友情を?どうしてこんなひどいことをするの?殺すしかなくなっちゃったよ……ってことなんですか?

それはそうと、陳占の髭剃りのシーンと洛軍の髭剃りのシーンを重ねることで「洛軍は陳占の息子なんだ」って確信するところ、私も「アァッ!?!?」ってなったので龍兄貴と一緒に息を吞みました。


もうここ美しすぎて絵画


・「龍捲風……。」
これは城寨四少のメンツVS王九で、洛軍が巻き上がる竜巻を見て言ったシーンですね。龍捲風とはつまり『竜巻』のことなので龍兄貴なわけです。概念の描写うますぎないこの映画?
洛軍が九龍城砦に戻ってきたところで湧き上がる龍捲風、そして王九が信一を持ち上げるところで一層より強く吹き荒ぶ龍捲風。王九を倒し、全てが何もかも終わったあと、おだやかに、そして風が去っていく……。
おい、どうしてくれんだよ、あんた…俺の心をぐちゃぐちゃのめちゃめちゃにしてくれやがって……愛してる……


・最期の顔


本国版のプレス用の画像と思われるがこんなん出しちゃっていいの!??!?!

美しすぎやしませんか?宗教画ですか?????

苦しくて叫びそうなところをただただ心配かけまいと、泣いて開けてくれと叫ぶ信一や十二少に慈愛に満ちた目をむけるところとか。体を張って自分が扉の閂になるの覚悟ガン決まっててすごすぎるよ兄貴……。
字幕がなくてなんて言ってるかわからない!という人々が多くて驚いたんですが、王九の手に持ったアレ、SAWシリーズ第1作を見ていたので私はすぐに理解しました。こういう時、ホラー映画の知見があってより「うわっ」てなれたのでいろいろな作品見ててよかったな……って思いました。

ギコギコは、しません!(※します)

あのあと多分まだ龍兄貴が意識あったんじゃないのかな。信一たちが去ったのは見たから声をあげてしまったのか。生きたまま腕を断たれるのは壮絶な痛みだったろう……。胸痛もあったし腫瘍もあったし、で病に蝕まれたと思うのに、それでも苦しむそぶりを見せず、穏やかに見せていた龍兄貴……。もしや、この世にあまり未練がない……?延命を考えないのは、自分を真に理解してくれるかけがえのない友人(陳占)がいないから……?
って深読みをしてしまいました。あまりにも辛すぎないか???



『疑似家族』に弱い

自分の感想をまとめた記事を全て読んでくださっている稀有な方はいらっしゃらないと思うので、自分の傾向を改めて記載しますと、恋愛描写あんまり好きじゃないんですよね。恋愛に絡んで関係性が崩壊するのが嫌いなんです。仲の良かった男たちが女をめぐって争うとか、恋人たちが外的要因によって引き裂かれるとか。だからこのトワイライトウォーリアーズで恋人とか出てこなくて安心しました。

血のつながりもない、でも家族のような集まり。名前しかわからない、九龍城砦に迷い込んだ洛軍は、人々の温かさに触れて傷が癒えていく。心の温かさを学び、居場所を手に入れた。困っている人を助けて互いに支え合うという精神性は龍兄貴が九龍城砦に住む人々を助けたから根付いたものだと思う。素敵だよ龍兄貴(隙あらば愛を語る)

恋人をさらわれ探し続けている四仔にとっては女性への暴力は許しがたいし、信一は九龍城砦の治安を乱す輩も許せない、十二少と洛軍は……多分正義感が強いのかな。このあたり、小説を読むとわかったらいいなぁ。
そんで、それまで外からやってきた部外者だった洛軍、信一と十二少と四仔は「何だコイツ気が合いそうだな」って互いに思ってつるむようになった。城寨四少の絆が生まれた瞬間、やっと洛軍も心から笑えたのだとしたら……。だってさ、洛軍の作中の年齢いくつぐらいかわからなかったけど、仲のいい友達ができずにずっと孤独の中にいて、ようやく得られた友人なのかもしれないじゃん?でも、本当の家族がいない彼らにとってはもうほぼ家族のように互いが互いにとって大事な存在で……。

グルに決まってるだろ?のとこメチャすこ

こぉ〜んなの、好きになるって!!!!!!!

金貯めて身分証買って出ていく、が目標だった洛軍がさ、麻雀に負けてちょっとお金を渡すとかじゃなくて持ってるお金全部渡して「必要なだけとれ」っていうのもさ、も~~~~!!!!!!!!


運命のいたずら

そういえば、洛軍の身分証得るまでの過程を冷静になって考えてみると「そんな……」って感じだったなぁ。結果論で考えてみれば、逃げ回ることなんてしないで、自分の名前を窓口に行って、香港生まれです!って嘘ついちゃえば、調べてもらえたかもしれないんよな。
でも、黒社会に関わらなければ自分の身元もはっきりわからなかった。香港生まれ、父親の名前が陳占。その情報があったから身分証をあっさり再発行してもらえた。かけがえのない友人たちも得られた。
だけど!!洛軍の幸せを得るために!!!龍兄貴が殺される運命だなんて!!!世知辛ぇ~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!

秋兄貴もさ、2度も檻に閉じ込められてたの運命的ないたずらじゃろって。
洛軍たちが命からがら王九を倒した後、秋兄貴をどうやってみつけたのかはわからないけど、最初、秋兄貴の視点では陳占だったのに、カメラ切り替わって龍兄貴になってたのってさ、「もう許してやれよ」っていう、また、龍兄貴からの置き土産ってことなんすかね……そう受け取っていいですか?


城寨四少の絆、最高ォ~!!!!!!

洛軍が九龍城砦に戻ったあともかけつけて「俺たちをなめんな」っていうのも、「あの時、最初からお前がぶっ殺しに行くって言ってれば俺たちだってその気だったんだぜ」っていうのが詰まってますよね。最高すぎる。

ここだけ見るとマジで仮面ライダーの映画(ガバガバ判定)

だって埠頭で3人がひっそり暮らしてた時のシーンで、「4人そろったら?」の十二少、本当は「王九ぶっころしにいこうぜ!」って、言ってほしかったんじゃないかなとも思ったんす。だって城寨四少がつるむようになったきっかけはお面をかぶって男をぶちのめした『紙切れ』イベントだったから。
でも、洛軍は自分を逃がすためにボロボロになってしまった3人の姿を見て、「ぶっころしにいこうぜ!」なんて言えなかった。だから悩みに悩んだ末、「麻雀」と返した。信一の「麻雀だな」の表情も、龍兄貴が生き延びろ、って言った時のことが頭をよぎったからなのかもしれないなぁなんて思うわけです。互いのことを思いやっててツライ。でもオイやめろよ気持ち悪いなって言い合うような関係だと思う。それがめっちゃいい。恋愛感情なんてなくてただただ大事なダチって関係がいっちゃん尊いねん。

生きててよかったしか感情がなかったここ


虎兄貴もっと出してくれよ(強欲)


と、私の中の十二少がそう言っております。

ニチアサ巻きをちゃっかりしている虎兄貴

虎兄貴のビジュもお声も好き。戦いの後がくっきり残ってるから……。
※筆者は戦いの負傷によって残る傷(身体心問わず)がわかるキャラクターに異常なる愛を注いでおります。

十二少が洛軍を逃がそうとしてたとき、普通のヤクザならぶん殴って「俺をたばかってたのか?」って仕置きすると思うんですよ。多分龍が如くの世界だったら落とし前つけさせてるはずです。でも映画中の虎兄貴は十二少にその場では仕置きをしなかった。

こら!だめでしょ!みたいな指差しのみ。ワンちゃんのしつけ?

秋兄貴か虎兄貴がぞろぞろつれてきた手下が洛軍に向かっていったところで、十二少は動かなかった。それをとがめることなく、虎兄貴自らが洛軍と戦った。その後に洛軍を逃がすために九龍城砦に再度乗り込む十二少を見送るの、あまりにもボスとしての器がデカすぎやしませんかね!?!?!?!
そりゃ十二少も「ボスの手下でよかった」って言いますよ。十二少がどうやて虎兄貴のもとへいったのかわからんですが、龍兄貴にも恩義を感じていて、龍兄貴が虎兄貴を紹介した感じなのかな。確か雷震東との戦いのとき、冒頭タバコをプッ!!と吐き出してるのって虎兄貴ですよね?
※2回目鑑賞の時に食い入るようにみてました。この素敵な殿方誰!?!?!?って思って。でもやはり識別できなくて……老い……?


終わり方が美しい、完璧、芸術的。


直近で見たアクション映画で面白かったのは室町無頼かなぁと思うのですが、そのとき「終わり方がな~」とタラタラ文句をいってました。


いや、一揆のシーンは迫力あってよかったんですけど、終わり方がいまいち締まらなかったというか、その、女の継承って感じもあってウワッ……ってなってたんですよね。時代的にも仕方ないんですけど。(有名なところだと淀君とかもそんな感じのポジションの女性のイメージがあります)

でもトワイライトウォーリアーズは最後もメッチャ無駄のない、とても美しくて素晴らしい終わり方でした!!!!!!!!!!!!!!!

砦は壊されることにはなったけど、人々の営みを映すことで、少なくとも争いは終わったこと、平和が訪れたことを伝えられる。
最後の信一が皆に囲まれて笑ってるとことか、洛軍が所在なさげに隅っこの後ろの方にいるのも、かつての九龍城砦での生活を思い出している感じで。

ここのシーンほんまにすき

※上記画像元は下記のメイキング映像より。

城寨四少の絆ができた今だったら、「も〜〜〜!おまいこっちこいや!!!!」って信一や十二少、四仔が洛軍を引っ張って中央に座らすと思いますし。未来で俺たちはこういう生活をしていますよ、じゃなくて、香港の街並みを見つめて「どんどん街は変わっていく」といいながら回想する……。あたたかくて切なくて美しい終わり方。こんな綺麗な終わり方する映画こんな年始に見ちゃっていいんすか?
「こんなん良すぎるやろ!!!!!!!ええ!?びっくりするんですが?何?キレそう(キレてる)」みたいなキモ・オタク心むき出して1回目の鑑賞を終え、2回目は涙を流しながら「ありがとう……ありがとう……」と感謝をするクソデカ感情大噴火キモ・オタクになってました。

特典もらうために品川T・ジョイでみたんですけど人少なくてビビりました。劇場混んでるのが嫌なひとは平日の品川T・ジョイおすすめです。
(僕は混んでる劇場は他の人との距離空いてなくてウワ…となって敬遠してしまうので。でも面白い映画は満席のほうが嬉しいよね……複雑)

(自分撮影)城塞四少、好良

初めて鑑賞したときに変えなかったパンフレットも無事に買えてよかったです。劇場の売店が公式Xをやってることが多く、入荷報告してくれたりするので助かりますね。現地にわざわざいって「売り切れちゃいまして…」ってならないのがいい。

劇場特典、まだまだ出てほしいっす。第二弾は兄貴たち(龍兄貴、虎兄貴、秋兄貴、陳占)第三弾は大兄貴、王九、叉焼飯おじさん、監督(?)のラインナッポですよね?

っていうか前売りムビチケさぁ~~~~~!!!!!!

これほしかった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

劇場特典第三弾でるなら絶対ムビチケで買おうと思いました(決意)



総評

1つの作品で7000字のお気持ち感想文をしたためてしまうくらい自分にハマった作品でした。人間関係模様とか考えていることとか想いを馳せちゃったりなんてして本当に面白かったです。これも製作者や出資者が「九龍城の再現」に真摯に向き合い作り上げた情熱と深い愛によるものだと思います。素晴らしい。本当によかった。
もし自分が小学生でこの作品をみたら(PG12だけど)、学校で「硬直~!」とか「ヒャーハハハハ!」って王九の真似してたかも。っていうか王九について書き損ねていることに今更気づいたのですが文字数も多くなってしまったのでまたの機会にします。

公式が色々とメイキング含む動画などを提供してくださるおかげで大変毎日生きるのが楽しいです。是非劇場特典のポストカード続けてください。
なんなら本国版デザインのポスターも販売してくれると嬉しいです。下手にローカライズせずに本国版の良さのつまったデザインのままでお願いします。

(拾い画)マジでこれ特定の劇場に行かないと見れないの勿体ないですよ


これも再販とかしてくれませんか?

それかもう日本語版の謎ネオンのカタカナタイトルロゴ、アクスタにして売るのもいいと思います。ネタとして振り切りませんか?
本当にあのロゴがダサすぎるのだけが唯一の欠点みたいなところあるので……。

マジで暴力描写苦手じゃなければすべての人々に見ていただきたい素敵な作品なので、次回作こそはクソダサタイトルロゴはやめてください!!!!!!!!でもこの声に負けずに3部作(噂)つづけてクソダサロゴにするなら絶対アクキーにしてネタにしてください!!!!!!!!!お前のことがすきだから!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



余談

・・・・・!?

本国版デザインのポスターやTシャツなどのグッズ!?!?!?!?

こういうキャンペーン用のグッズってマジで普通に販売しているものと比べてデザインいいの何でだろう~♪

なんでだなんでだなんでだなんでだろ~(血涙)


おわり。

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