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マッチングアプリに対する誤解10選【大学生】

私は、これまでの記事でも、高学歴な陰キャ・無キャ(特に男性)はマッチングアプリで彼女を作るべきだという主張をしてきた。

しかし自分の大学の同級生を見ても、恋愛願望があり、しかも日常に出会いがないにもかかわらず、アプリを躊躇している人は多い。本記事では、そんな人がアプリに感じているであろう誤解を列挙し、誤解を解いて安心してアプリデビューしてもらうことを目的とする。


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①マッチングアプリにはサクラがいる

マッチングアプリには運営会社が雇っているサクラがいて、ほかのユーザーの課金を引き出していると言われがちだ。マッチングしたもののメッセージのやり取りが上手く続かなかった相手に対して、「サクラだったに違いない!」と考える人もいる。

確かに会員数が少ないアプリにはサクラがいるのかもしれないが、少なくともペアーズやwithといった、数十万人の会員がいる大手マッチングアプリにはサクラがいるとは考えにくい。というのも、この数十万人の相手ができるだけのサクラを雇うのは大変だし、ばれた時のリスクに見合わないからだ。

シンプルにあなたとのやり取りがつまらなくて、メッセージが返ってこなかったに過ぎない。

②マッチングアプリを使うと、詐欺や犯罪に巻き込まれてしまう

マッチングアプリにサクラはいないが、業者は一定数存在する。ぼったくりや投資勧誘などを目的としている人だ。しかし、ほとんどの場合見分けがつくので、きちんと予防すれば、詐欺や犯罪に巻き込まれることはない。

実際は私は約3年間で500人とマッチングし、20人と会ったが、そういった事件には一度も巻き込まれたことはない。確かに怪しい者はいるが、容易に見分けがつく。例えば、プロフィールにLINEのIDを貼っていたり、プロフィールが短すぎたり、マッチングしてすぐに女性から店を指定されたり、メッセージが嚙み合わなかったりといった場合だ。また男女問わず、自分より明らかに「格が上」の人とマッチングした場合は、警戒したほうがよいだろう。

③マッチングアプリを使うのはリアルでモテない人だけ

これはある意味で正しい。女子大で出会いがないにしろ、職場が同性ばかりにしろ、どんな環境でも、モテる人は積極的に出会いを作り出している。よってマッチングアプリは、人間関係が狭かったり、内向的な性格だったりと、何かしらの理由でリアルで恋愛に発展させることができない人が多いといえる。

しかしだからと言って、この人たちと自分が相性が悪いとは限らない。人間関係が狭かろうが、内向的だろうが、自分と合う人は確かに存在しているはずである。アプリにいる女性は積極的ではないかもしれないが、むしろ恋愛に対して真面目で、性格が良い人も多い。「マッチングアプリにいる人はモテない」という偏見を持っている人は、出会いのチャンスを狭めてしまっている。

④自然な出会いのほうが良い

③に通じることであるが、やたらと自然な出会いをしたがる人がいる。マッチングアプリの出会いを、少し下に見ているのだろう。確かに同じコミュニティで時間をかけて仲良くなってから付き合う方が、付き合ってからのギャップがなく、長続きしやすいという点は納得できる。

しかし、友達の紹介とか合コンであれば、自然な出会いなのか疑わしいし、知り合ってから付き合うまでの期間という意味でも、マッチングアプリとあまり変わらないのではないだろうか。かつて(30年ほど前)は合コンによる出会いも偏見の対象だったらしいが、今はそんなことはない。同様にマッチングアプリも、今だとまだ偏見を持たれてしまうが、いずれは当たり前になるはずだ。

そもそも我々は、自然な出会いができないが故の現状なわけだから、ここに固執するのはもったいない。

⑤マッチングアプリはお金がかかるからコスパが悪い

これは男性に限った話であるが、「マッチングアプリは月4000円程度払った挙句、出会えない可能性もあるからコスパが悪い」と言われる。

しかし、これはリアルに出会いが多い陽キャ男性が言いがちであり、我々陰キャ・無キャ男性は鵜吞みにするべきでない。リアルのコミュニティ内で出会いがある人にとっては、わざわざお金を払うのが理解できないのだろうが、リアルでの出会いがない我々にとっては、マッチングアプリは数少ないチャンスである。

そもそも、4000円/月もそんなに高いとは思わない(飲み会1回分くらい)。しかも、お金を払って出会う他の手段(合コンや街コン)と比べると、むしろ安いうえ、会う人をこちらで選ぶことができるというメリットもある。

⑥恋愛経験がない人が、マッチングアプリを使っても無駄である

マッチングアプリは一部の上位層しか出会えない、よって恋愛経験がない人がマッチングアプリをやっても、結局付き合えないので意味がない、と考えるかもしれない。

これもある意味で正しい。これまで20年近く恋愛を経験して来なかった人が、ちょっとアプリをやってくらいで上手くいくわけがないのである。しかし、最終的に付き合えなかったとしても、異性とメッセージのやりとりをする、電話をする、会ってコミュニケーションをとるといった行為も、恋愛経験がない人には日常で得られない刺激だろうし、経験値を高めることができる。よって、決して無駄にはならない。

アプリで恋人を作るのは簡単ではないが、何度も失敗して、恋愛経験値の差を埋めていくしかないのである。

⑦マッチングアプリは長期契約したほうが上手くいく

マッチングアプリの運営会社は、マッチングアプリで付き合った人は平均して3か月登録していました、とか言って長期契約を勧めてくる。しかし、これは運営のポジショントークであろう。

私の考えでは、特に初心者は、時間が取れるタイミングで1か月契約し、集中的にやるのがよいと思う。学生であれば、夏休みなどの長期休みの1か月である。

理由は2点ある。まず1点目は、長期契約しても、熱量が続くのはせいぜい1か月程度だからだ。そうなると、残りの契約期間分の支払いが無駄になる。2点は、連続する期間では登録女性が入れ替わらないためである。例えば、6か月契約をしても、1か月目と2か月目では半分くらいは登録者が同じである。せっかくお金を払ったのに、新たにマッチングしたい人が増えない可能性がある。それよりは、登録者が完全に入れ替わった半年後にもう一度、1か月契約をするほうが、効率的だろう。

⑧マッチングアプリを使っているのを知り合いにバレたら恥ずかしい

知り合いにばれるということは、その相手もマッチングアプリをやっているわけで、同じ立場なので恥ずかしいことはないと思う。相手もアプリをやっていることを恥ずかしいと思っていた場合は、それをほかの人に言いふらすリスクもない(自爆してしまうので)。

問題は、相手がマッチングアプリをやっていることを堂々と公表するキャラで、その人に見つかって言いふらされる場合だと思われるが、これについてはどうしようもない(解決になっておらず、ごめんなさい)。

⑨「いいねが多い人」=モテる人である

マッチングアプリをやっていると、いいね数が多い人=自分以外の多くの人が認めている人、ということで、一見モテそうに感じるが、これは本当に関係ない。いいね数が多い人は「プロフィール設計が上手い人」に過ぎず、実際どんな人なのかは分からずにいいねされているのだ。写真と実物が全然違うことなんて多々あるし、そもそも嘘のプロフィールの可能性もある(自分じゃないイケメンの写真でいいね数を稼いでから、自分の写真に差し替えるという戦略もあるらしい笑)。

⑩登録したての女性にアプローチしたほうが良い

登録したての女性はマッチングしやすく、メッセージの返信率も高いので、積極的にいいねするとよいというアドバイスがあるが、これは間違っている。確かにマッチングしやすく、返信率も高いのは事実だが、これは相手女性が始めたてで、よく分からずにやっているからである。登録した直後は、女性は膨大ないいねをもらっている。よって仮にマッチングできても埋もれてしまったり、すぐ返信が来なくなったりする。

いいなと思った新規登録の女性がいた場合は、お気に入り追加しておき、ある程度時間が経ち、向こうが落ち着いたと思われるタイミングでいいねするとよいだろう。このときのほうがマッチングしやすいし、やり取りも長続きしやすい。

【結論】

この記事を読んだ高学歴無キャ(陰キャ)で、恋愛がしたい人は、あれこれ考えずにとりあえずアプリを入れよう。⑨や⑩はマッチングアプリを入れた後の、攻略方法寄りの話になってしまった。高学歴無キャ(陰キャ)向けのマッチングアプリ攻略方法についても、別の記事でまとめたい。


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