Giverの深い闇
Give&Takeに関しては2013年にこんな本は発売されている。
アダム・グラント の GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代 三笠書房 電子書籍 を Amazon でチェック!
イケハヤしも今朝からこんな話をしている。
成功者は口をそろえて言うだろう。
そして誰もが不安になる。深い闇がある。
与える人は成功者になれるのだろうか?
成功者だから与える人になれるのだろうか?
私は考える。
鶏と卵の話のようだと……
そういえば、テレビ東京で「GIVER 復習の贈与者」ってやっていたな。
この手の思考実験のためにちゃんと見ておけばよかった。俺にはちと刺激が強すぎて途中で見るのを止めてしまった(笑)
GiverとTakerとの関係性とか考える上で、なにか面白い発見があったかもしれないと、若干の後悔が頭によぎっている。
問題を戻すと、鶏と卵の話は、生物学上では鶏が先でなければならない。
GiverとTakerでは、どちらが鶏で、どちらが卵なのだろう?
卵がGiverで、鶏がTakerだろうか?
鶏がGiverで、卵がTakerだろうか?
鶏が卵をGiverすることで、卵が鶏をTakerしているというイメージが成り立つようにも思える。
種を残すには、たくさんの卵をGiverしなければ、鶏が世の中にTakerされないのだろう。
そう考えると、たくさんのGiverが、たくさんのTakerを育てることになる。
TakerがGiverに育つことが成功であるならば、GiverがTakerを育てなければならない。
Takerが成功者になることが、Takerの成功でそれがGiverなのだとしたら、Giverは既に成功者でなければならないとも言える。
先の問に帰ろう。
与える人は成功者になれるのだろうか?
成功者だから与える人になれるのだろうか?
成功者だから与える人になれる。
成功している途中の人が、与える人になれる過程を学んでいる。
成功できそうもない人は、与えることもできそうにない。
Giverになる気のない人が、Takerのまま腐ってしまう。
鶏に育つ前に、卵のまま、食い荒らされてしまう。
成功者によって搾取される人は、成功者になろうとしていない人であることが、私の思考実験の中で求められつつあるように見える。
では、Takerのまま、受け取るだけでいられるだろうか?
どのぐらいの期間、Takerは有効だろう。
成功できていない状態で、受け取りを拒めば、卵やヒヨコは育つだろうか?
それこそ死んでしまう。
成功した大人が、Giverを辞めてしまうという毒親ならどうしよう。
強制的にでも成功者がGiveする仕組みが必要なのではないだろうか?
少子高齢化社会が生まれたのは、実は成功者がGiverせずにTakerを見殺しにして起きてしまった社会なのではないだろうか?
腐ったような大人が多すぎるだけの社会に、腐った卵が育たず腐敗する社会と捉えたら、かなり末恐ろしい。
あなたは腐った卵のままの大人ですか?
それとも成功の途中だけど、鶏になりたいヒヨコですか?
すでに成功を勝ち取った鶏として、Giverとして腐らずに生きていますか?
鶏も大人の体を保つだけの栄養補給をしなければ、死んでしまいます。
自分の食い扶持を確保せず、ヒヨコにばかり餌を与えていたら、死にます。
まずは自分を活かすこと、その次に子どもたちを育てること、これが成功者の役割なのでしょう。
Giverの母性が強いと、自分の身を犠牲にして子どもたちのために扮装してしまいます。
カマキリは交配が終わった後、自分の身を犠牲にして父親は母親に食されます。
タイトルに戻りましょう。
「Giverの深い闇」
それは、母性の強さで、身を犠牲にして、与えすぎてしまうことです。
子どもたちの成長を見届ける前に、先に逝ってしまっては、子どもたちの成長も危ぶまれます。
子どもの為の死亡保険を残してありますか?
子どもに与えすぎていませんか?
子どもが肥満になる、生活習慣病の子どもを育てていませんか?
Takerが当たり前だと思う症例を作っているのは、Giverの与えすぎによるものなのかもしれません。
正しく評価しよう。
用法用量を守って正しくお使いください。
何かを受け取るために、Giveしてはいけません。
あなた自身の成長と健康が、正しいGiveを作り、そして正しいTakerを育てるのだと考えてください。
あなたが受け取れるのは、あなたの周りに正しいGiverが居る時だけです。
あなたにとっての正しいGiverを見つけてください。それが急務です。
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