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思考と感情の整理

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  • つれづれなるままに

    わたしの感情・思考の整理

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伝えるなら今かな

 なんだか余裕やゆとりがもてない。理由はわかってる。嘘つきたくなくて本当のことを言った。返信がこなくて何を考えているか推測するしかなく、ただ待つだけの時間がとても長かった。心ここにあらず、何も手につかないとはまさにこういう状態のことをさすんだろう。今も昔も人間って変わらないな。  朝家を出る時から覚悟を決めていた。今日はどんなことがあっても行くし、もし会えなかったとしても後悔しない。胃腸炎になって渡せなかったプレゼントをでっかい黒のリュックにそっと入れて仕事に出かけた。

    • 嘘とかホントとか

       つまらないことで嘘をつく。 「言えないようなことしてるの?」 「いやいやあなたに全部言わなきゃいけないの?」 誰だって言いたくないことの1つや2つくらいある。 だって自分の本当の気持ち言ったところで何て言われるかわからないし。 嘘ついてその場が丸く収まるならそれでいい。 だってホントの気持ちなんて自分でもよくわからないし。 言葉にするのが面倒だし難しいから嘘をつくか黙る。 適当にごまかして避ける。 嘘をつくのは自分を守るためであって、相手を守るためじゃない。 でもこ

      • 卒業を自分で決める

         子どもの頃は勝手に入学して気が付いたら卒業していた。敷かれたレールの上にいて「終点卒業。じゃ、あとよろしく。」といきなりハンドルを任されるのが社会人である。  現在わたしは調子を崩して3月末まで休職中。卒業シーズンと重なってしまい、職場の子どもたちを見送れないことが一番の心残りだ。  年末から2月にかけては何もやる気が起きなかったけど、3月に入ってからは上向きで家事も前より捗るようになったし、外に出るのも億劫でなくなった。過眠傾向にあったけど、昨日は久々に一睡もできなか

        • 初めての涙が溢れてきた

           一昨日は仕事で電話があり40分くらいの長電話で情報共有をした。一人で抱えるのは重たくて耐え切れなくて切った後すぐにチームのメンバーに話した。どたばたと教室に向かわなければならず記録もできないままてんやわんやしていると、「記録うっておきましょうか。」と声をかけていただき甘えることにした。  その日の教室は相棒(新卒の男性)といつもは一緒に仕事する機会が少ない方2人とわたしで向かうことになった。車内のおしゃべりもすごく楽しかったんだけど、わたしは子ども2人と大切な話をしなければ

        伝えるなら今かな

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        • つれづれなるままに
          13本

        記事

          ぶれぶれなわたし

           中学生の頃から情緒の波が激しい。無気力になる期間が年に1~2回は来る。無気力にもレベルがある。起き上がるのも風呂に入るのも話すこともしたくないが最上級。まあ仕事には行けるけど頭は回らないし話したり笑ったりするの疲れるな~みたいなのは軽い方。  ここ2~3年自分がやりたいことがすごくぶれぶれなのがわかる。その時は全部本気だから自分でも困る。 「何か自分にもできることがあるかもしれない」 「治療の現場で働きたい」 「でも実際に通院してみてずっとそこに通いたいとは思わなかった

          ぶれぶれなわたし

          わたしは泣かない

           何故か急に怖くなってじとーっと冷や汗が出るのを感じて、ぎゅっと眼をつぶる。耳鳴りのアンサンブル。まだ大丈夫、まだ大丈夫。意識が遠のく前に吐く前にどこかに座らなきゃ。深呼吸、深呼吸。やっと扉が開いても人の流れを止める訳にもいかず、端っこの柱に身体を預けてしゃがみこむ。改札に流れ込む人を見ながらぼーっと眺める。ああ今日は吐かなくてよかったな。小田急線の新宿駅の通勤ラッシュは戦いだ。  職場に着いて施設長との面談。  「1か月休みたいです。」  「ここまで来れてるじゃない。」

          わたしは泣かない

          これまでのこと、これからのこと

           週末奥多摩でひたすら歩いて語ってリフレッシュしてきた!前日の深夜のノリで決まったものだったけど、なんか眠れなくて疲れてたんだけど、結果身体的には疲れたけど心は軽くなったので行ってよかったなと思いました。  職場の先輩と行ったんだけど、どんな半生だったのかとか、仕事や社会に対する考え方とか、原体験をたくさん知れて面白かった。司法試験頑張れ。応援してる。  全く違う人生でも同じ仕事を選んで同じセンターで働いてることの不思議。出会いは偶然だけど必然なのかもしれないし、たぐり寄

          これまでのこと、これからのこと

          目の前のものと内にあるもの

           人とのつながりは偶然であり、運命でもある。何かに導かれるような出会いもあれば、自ら動いて生み出した出会いもある。今日は自分から飛び込んで生まれた縁のお話。  自分が自分らしく居られる場所や仲間を大切にしたいと思う。PIECESのCforCに参加したのはもう3年前のこと。3年という月日が流れたようには到底思えないのだけど、その間に世界の情勢は目まぐるしく変わった。マスクは必須となり、国と国とが罵り合い傷つけ合っている。わたしはCforC2019を修了した翌年、チューターとい

          目の前のものと内にあるもの

          眠れぬ夜更けに見えてきたもの

           あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。久々の投稿となってしまいましたが、2022年もゆるりと徒然なるままにしたためていきたいと思いますので、どうかお付き合いください。  新年早々寝つきが悪い。でも気持ちは落ちていなくて、むしろ上がっているような感じがしている。少し前までは停滞期で過眠傾向、頑張りたいことが見つからなくて良くも悪くも何もない、でもこのままじゃいけない気がするみたいな気持ちが続いている期間だった。  一睡もできないまま音楽療法の講座を受

          眠れぬ夜更けに見えてきたもの

          この国の福祉とは

           昨日は10時から20時まで働き、今日は7時半の電車に乗りまた働く。残業代は出ない。福祉、しかも自治体からの委託を受けている団体の実態がこれだから、日本という国は先が見えない。  事実、うちの団体で将来を見据えている若者は平日は身を粉にして働き、土日を返上して学校に通ったり勉強して資格を取り、ここで長くは働けないと思っている。 辞めていくのは優秀で若い人ばかり。  若い人を育てようという気はあまり無いし、研修もいかにお金をかけずに済むかで決めているように見える。まず人を育

          この国の福祉とは

          夏のはじまり

           空が青くて日差しがじりじりと肌を射す。白くもくもくと浮かぶ入道雲に夏のはじまりを感じる。  異動してから4か月が経とうとしている。新しい職場、新しい人、新しい子どもたちにも慣れてきて、関係性も環境も自分で一からつくっていく面白さも知った。  今日からわたしがチューターを務めているPEICESのCitizeship for Children(CforC)の今年度のプログラムが始まる。新体制で臨む初回の講座に、わたしは残念ながら別の音楽療法の講座があるので参加できないが、い

          夏のはじまり

          “ごめんなさい”より“ありがとう”を

           前回のnoteに書いた話の続き。  昨日その友達と再会してランチしてきました。昼間から美味しいお酒とご飯にリラックスして話せる時間が最高でした。  当然ながらその友達と前に飲んだ時に、わたしがあまりにも酔い過ぎて意味わからんくらい酔い潰れてた時の話になり、わたしの記憶がないところでかなりやばいことをしていたことが発覚し、本当に恥ずかしかったし申し訳なくなった。もちろんそのお店にはあれ以来行けていないと言っていたし、店員さんにもその友達のお母さんにまでご迷惑をおかけしてい

          “ごめんなさい”より“ありがとう”を

          友達の前で嘔吐したその後

           なんか汚いタイトルですみませんね…  昨年末に初めてお店で吐いて、友達に多大な迷惑をかけた。居酒屋だったんだけどその友達の知り合いのお店だったし、本当にかなり迷惑かけちゃった。身体支えてもらったり、タクシー乗せてもらったり。心配して色々聞いてくれる人たちに、わたしは「大丈夫です」としか言わなかったし、本当にそう思ってた。 https://note.com/ototsumiki/n/nc4a379760ef5 (その時の詳細はこちらのnoteです)  「今この状態大丈夫

          友達の前で嘔吐したその後

          母とわたし

          「自分でコントロールしなさい。今に始まったことじゃないんだから」  中学生の頃から親にこう言われてきた。眠れない、話せない、笑えないの三重苦の時、人生で1番揺れ動く思春期に。そして今も同じことを言ってくる。「コントロールしなさい」って言葉、もしかしたら1番嫌いかもしれない。  母の意図はきっと自分でコントロールしないと周りに迷惑をかけるから、心配されるから。わたしの心と身体を心配して言ってくれていることもわかってる。  だけど少し親のエゴだってあるよね。母はわたしが大学

          母とわたし

          寝ても寝なくてもわたしはわたし

           久々に1週間くらい眠りの浅い日が続いている。とはいっても、それまでは馬鹿みたいに1日8時間、9時間眠っていたのだからとんとんなのだけど。先週の月曜日に一睡もできず、次の日から毎日2、3時間の睡眠でも普通に仕事ができる。身体的にはしんどいけど心は元気みたいな、相反するアンビバレントな状態。  だけどこんな生活が長くは続かないのはわかっている。これまでも同じようなことを繰り返してきたから。身体が限界を超えれば、心にも影響してくる。実際に不安や焦りがないわけではない。何に対して

          寝ても寝なくてもわたしはわたし

          どんな感情も抱きしめて歩いてく

           この前初めてお酒を飲んで吐いた。しかも家じゃなくお店で。お酒には強い方だったし、今まで酔いつぶれるまで飲んだことがなかったから、自分でもショックで落ち込んだ。一緒に飲んだ人にもお店の人にも迷惑をかけてしまったし、その時にごめんなさいと言えず翌日になってしまった。あほみたいな自分に呆れるし、罪悪感が半端なく押し寄せてきてずどーんてなる。  わたし他人の負担になってることに気づくのが遅すぎるんじゃない?なんで自分で飲む量調節できなかったんだろ?そもそもそんなに体調よくなかった

          どんな感情も抱きしめて歩いてく