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卒業を自分で決める

 子どもの頃は勝手に入学して気が付いたら卒業していた。敷かれたレールの上にいて「終点卒業。じゃ、あとよろしく。」といきなりハンドルを任されるのが社会人である。

 現在わたしは調子を崩して3月末まで休職中。卒業シーズンと重なってしまい、職場の子どもたちを見送れないことが一番の心残りだ。

 年末から2月にかけては何もやる気が起きなかったけど、3月に入ってからは上向きで家事も前より捗るようになったし、外に出るのも億劫でなくなった。過眠傾向にあったけど、昨日は久々に一睡もできなかった。上向きになったことで思考が働くようになって、転職したほうが良いのかなとぐるぐる考え始めてしまったから。

 自分の軸がはっきりしていない感じがする。けど、このままここで一生働き続けたいとは思えない。そろそろ自分が本当にやりたいことを見つけなきゃいけない気がするし、転職理由が「成長したい」で許されるのは20代までで30代となれば「あなたは何ができる?」と問われそうだ。わたしには何ができるのか、よくわからない。働いてきたこれまでの経歴はあるけど、わたしの強みが何かわからない。(やはりストレングス・ファインダーやるべきか?)

 今の仕事を続けるメリットも正直わからなくなってしまったのだ。やりがいが無い訳ではないけど、年単位の契約だしお給料的にも不安定。(ある年齢に達するとお給料は下がっていく・・・!)一生続けたい仕事なのかと言われたら「NO」と即答する。福祉系にしてはめちゃくちゃ低いという訳ではないんだけど・・・やっぱり自分の生活は大事です。

 音楽療法士の資格の更新ができそうにない。資格手当もつかず、学会費だけは払い続けるこの資格、業務独占でもあるまいし、いっそのこと手放してしまってもよいのではとも思ったけど、なんかもったいない気がして。今現在、臨床現場がないから。「音楽療法士の先輩がたくさんいるところ」これはわたしにとっては必須条件なのだと思う。

 ただ音楽療法ではない他の取り組みも魅力的に感じてしまうのだ。「カフェと住居とフリースペースが併設?面白そう!」「いつでも戻ってこられるおうちがコンセプト」とにかく惚れ込んでしまったし、衝撃的だった。ああ何て素敵なの~と。今度このカフェ行こう、絶対。一応仕事でお菓子やパン作ってたことあるんだけど、無心で手を動かすあの感じ結構好きなんだよね。

 なんか話がとっちらかってまとまらなくなってきちゃったけど、この春チャレンジしたいことは【卒業を自分で決める】ことです。桜が咲く頃には晴れやかな気持ちになっているといいなあ。いいゴールテープとスタートをきれることを願って。

#この春チャレンジしたいこと


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