小さい成功体験を大切にしてほしい話
こんばんは。一昨医です。
今日も投稿読んでいただいてありがとうございます。
WBC凄いですね。
同世代の選手たちが躍動している姿を見ると、明日も精一杯生きようと思えます。
残念ながらドラフトにかかることもなかった僕ですが、下手の横好きで何かしらの運動をやっていて良かったと思っています。
勉強については人並みな苦労を伴ってこの年齢まで来られましたが、運動に関しては目も当てられない状態でした。
全体的な身体能力レベルが低い某校でも下から3分の1程度だったと言えばお察しでしょう。
小学生とか、運動ができる人のほうが人気あるじゃないですか。
野球が好きだったこともあって、自分が人並み以下にしか動けないことがずっとコンプレックスでした。
今でもそのコンプレックスとは向き合い続けているので、完全な解決には至ってないのですけど、ある程度折り合いはつけられたかなと思っています。
まぐれの1本
バレーボールを長いことやっていたのですけど、簡単に言うと点とってなんぼのスポーツです。
ボールを繋いでいれば負けることはないのですが、点を取らないと勝てないという特性の競技ですね。(でも、繋ぎを一番大切にしていました笑)
始めた当初って初心者過ぎて本当に下手くそでした。
今でもうまいとは言えないけれど、一応バレーボールをやっていると言える程度の動きはできます。
でも初めて「自分で」1点取るまでの道のりがとにかく長かった…
どのスポーツでも同じだと思いますが、基本的な動作ができる=試合ができるではないのですよね。
頑張ってレギュラーを取ったのはいいものの、まずコートでボールを触る機会が少ない。
チャンスが来ても攻撃が決まらない。まぐれ的な点の取り方。
試合に出ていても、自分の試合という感じがしませんでした。
それがとてももどかしかった。
でもまずはがむしゃらに練習する中で、これだという1本があって。
その次に練習試合でその1本を重ねることができて。
そしてレギュラーで試合に出続けたことで、練習通りの点の取り方ができる瞬間がやってきました。
今からすれば、苦しんだ物理的な時間はそんなに長くなかったかもしれません。
それでも、あの時の感動は今でも忘れられません。
もちろん、その1点は自分だけのおかげで取ったものではないのだけれど、やっとチームの点数に貢献できる、チームの一員になれた、そんな喜びがありました。
中高時代というのは心身ともに大きく変化する時期だと言われています。
それを通り過ぎてきた自分としても、確かにそうだったと思います。
そんな時期だからこそ、「たまたま上手くいった、たった1本」がそのあとに続く大きな未来の土台になる、それを肌で感じてきました。
バレーボールを選んでいなければ、あの1本がなければ、そのあとに積み重ねた年月がなければ、今の自分はまるで違う自分になっていたと思います。
これはスポーツもそうだし、何においても同じだと思います。
練習・努力している中で生まれた「まぐれ」を大切に育ててあげてください。
それは必ず自分の武器になります。
一度にあれもこれもできないので、まず1つ武器を持ってから、ほかの武器の習得に挑戦してみてください。
人から見ると大したことないと言われるかもしれないですが、その感情体験が自分にとってどういう意味がある出来事なのか、それがまず大切だと思っています。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
気が向いたときにレギュラーを張り続けることの重要性について書きたいと思います。
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