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秋に訪れる小さな訪問者たち

秋になり、だいぶ寒い日も多くなってきた頃。
昼間の温度が比較的あたたかい晴れの日。
彼らはやってきます。

カメムシ君です。

1センチほどのこげ茶色の虫です。

虫なの?というくらい動きはどんくさいです。

田舎に来て、この大きさのカメムシが居るのを初めて知りました。
私の居た都会では2ミリ位の小さいものが主流でした。
同じカメムシとは思えない程全く違う外見です。

ただこの田舎のカメムシ君。
もの凄い存在感のある生き物でした。

脱線しますが
日本には、天気に関する言い伝えがありますが、

  ・夕焼けは晴れ
  ・アマガエルがなくと雨
  ・猫が顔を洗うと雨

これに交じり、ここではこう言われています。

  ・カメムシが多いとその年の冬は大雪になる

今年はかなり多めです。
気象庁の発表では、暖冬で雪少な目と出ていますが、、
きっと大雪になるのでしょう。


網戸にたくさんくっ付いてるカメムシ君


そんな彼らが家に訪問する目的は
春までの宿泊です。
宿泊費は払ってくれません(笑)

窓も網戸にしていたら、全然スルーして入ってきます。
一見大きいので入れなさそうですが
身体は平べったいので網戸上部のミリ単位の空間から普通に入ってきます。

そして、家の中の隙間に身をひそめて春までじっーーっとしています。
クッションの下 の隙間
洗濯物の中 の隙間
額の裏 の隙間
電気の根本 の隙間

なのでふとした拍子に急に登場して私はすっごく驚きます。
そしてカメムシ君もびっくりしますw
そしてびっくりしたら臭いニオイを放ちます。。。。
何かの拍子に潰してしまったりしてもニオイを放ちます。。。。

なので「屁こき虫」とも呼ばれています。

臭いので猫も相手にしなくなってきます


秋の暖かい晴れの日に、大勢訪れる田舎の風物詩。
カメムシ君のお話しでした。

あ。

またブーーーンと部屋で飛んでいる。

”のろま”だけど、ニオイで寄せ付けず生き延びてきたのではないかな

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