【連載10】 出展イベントはステージのようなものである
なぜ5年間、続けてこられたのか?
-OTO OTOが大切にしてきたことvol.10-
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出展イベントの前夜、わたしはいつも緊張している。お腹がキリキリと痛む。
ミュージシャンにとってのライブのように、わたしにとって出展イベントは、ステージのようなものだと思っている。
ものづくりの作家がステージという言葉を使うのは、少し大袈裟かもしれないけれど、出展イベントを作品を販売しに行くだけの場所と捉えるのは、なんだか勿体無いように思う。販売するだけなら、ネット販売で十分だ。
ファンの方と唯一直接会える場所。また、新しくファンになって下さる方とも出会える場所。だから普段の自分では行けない。
OTO OTOのhoiとして、作家スイッチを入れる。それは、別人になるということではなく、作家としての顔になること。それをとても大切にしている。
作品を並べる以外の面でも、いろいろなことを考えている。 作品だけでなく、OTO OTOの世界を見てもらえるように、感じてもらえるように。
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このvol.10のnoteが、これから出展イベントを控えている作家さんの心を、少しばかり動かせると嬉しいです。ぜひ読んでみてください。
1、出展イベントは作品を販売するだけの場所ではない
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