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ふたご座について

6月10日はふたご座で金環日食でしたね。

アメブロに記事載せています。

そしてただいま水星がふたご座で逆行中で、太陽もふたご座にあります。


ふたご座は、「二元性」を表す星座であり、コミュニケーション、また「低次の精神と高次の精神を結びつける」星座であるともされています。

その二つの精神を結び付けるものが、「言葉」。


ギリシャ神話では、カストルとポルックスの双子の兄弟。

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スパルタの王妃レーダーの双子の息子で、カストルはスパルタの王との間に生まれ、ポルックスは最高神ゼウスの間に生まれました。

カストルは有限の命を持ち(物質)、一方は無限の命(霊)を持つ。


旧約聖書では、カインとアベルの物語

アダムとイブの息子たちで、カインが農耕を、アベルが遊牧をしている。

ヤハウェにささげる供物をめぐって、カインがアベルを殺害し、人類最初の殺人の加害者・被害者とされていると。

カインがアベルを殺害することとにより、人間が空間を移動する生活から、

定住する生活に変わったことも表している。

定住することにより、私たちは空間に縛られ、物質社会に移行する。

アベルとは、「息」=「霊・命」を意味しているそう。

(リンクのウキペディアをご参照下さい)

この物語も、カイン=物質、アベル=霊の二元性を表しています。


そしてタロットカードでは、LOVERSがふたご座のカードで、アダムとイブを連想させる、裸の男女が描かれています。

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男性アダム側には「生命の木」、イブ側には「知恵の実」。

木(キ)と実(ミ)で、古事記のイザナギとイナザミを表している?

男女を「柱」ともとれるし、日本でも神様を「柱」と呼びます。

そしてふたご座のマーク ♊ を、二つの柱が、二つの心をつないているとも取るそうです。


1元(いちなるもの)が二つに分離したのか・・・

陰陽対極図的にとらえると、一元の中に二つのものが生れたと取ると教えていただきました。

では、何を学ぶために、二つに分かれたのか?

「分かれないと、わからないことがあったから」

何を分かりたかったのたかったのでしょう?

その答えがこのLOVERSのカードが表していると思います。


カバラの生命の木では、LOVERSのカードは「私」というアイデンティティを表す「ティファレト(太陽)」と「理解」という言葉が当てはめられている「ビナー(土星)」をつなぐパス(通り道)に対応され、ヘブライ語ではザイン、剣を意味します。

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剣を使って、一元なるものから「個」に分かれないと理解できないもの。

剣は自ら使ったのか、それとも誰かが使ったのか・・・?

「分かれている」ことが私たちがこの世界に「実存」していることであり、それぞれを対象として認識し、他者の「違い」を知ることで、「私」という存在を知っていく。

そして個々がかかわることで生まれるものが、「愛」であり、統合した時点で、「愛」という概念は消えて、「理解」が残る。

「理解」も、制限の天体土星が支配する「有限のいのち」を持っているからこそできるもの。

そしてふたご座が象徴する言葉は違いを認識し、「愛」学ぶためのツールなのでしょう。

有限の命を失ったカストルの死を嘆げき自分の不死をカストルを与えてほしいとゼウスに嘆願したポルックス。

ゼウスは二人を天に上げ星にしたと。

自分のいのちを引き換えにしてでも、他者のいのちを救いたいと思う。

それは究極の愛ですね。

「愛」って何なのでしょう?

成長のプロセスとして、「統合」とか「ワンネス」などと呼ばれる「もと一つ」から「剣」によって切り離され、

そして「悟り」のプロセスとして「個」から「もと一つ」へ戻るために、「個」を切りなすためにまた「剣」を使う(使われる?)

自分がもと一つから切り離されたかけがえのない「いのち」だとするならば、目の前のすべての人も同じくもと一つから分かれた「いのち」。

先月引いたシャーマンのカード「BeLoved」。

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この視点を持つということかな。

やっと府に落とせました。

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