雑記20230329 作品の感想を書く習慣始めるよ、という話
文章のリハビリとして隔日の日記をしたためることにした。隔日、と前もって予防線を張ることで義務感はやや薄れる気がする。
思えば、日記といえば小学生の頃、提出用の日記帳には「今日はhogehogeをしました。楽しかったです。」程度のことしか書いていなかったのを思い出す。
その習慣は今も健在で、たとえば面白いコンテンツがあって、それを紹介するとき、咄嗟に出てくるのは「マジでいい」ただそれだけだったりする。やや凄みを効かせて「マジでいい」。聞いている側からしたら何のこっちゃというわけだ。
オタクは早口、という通説があるけれど、僕は早口になれるオタクに良さを感じる。自分の中で、「好き」をこねくり回して、その良さを絞りカスになるまで吸い尽くした果てに早口の語りがあると思うのだ。
殺風景な一言感想は、裏を返せば、そのコンテンツを吸収しきれていない、消費していることの表れなのではないか、と僕は思った。あくまで僕自身に限る話なので、こちらの文章を読んでいる諸兄は間に受けない方がいい。
……こういうことを考えていると、話を摂取するのが億劫になってくるのかもしれない。上手くコンテンツを摂取できていないことを自覚すればするほどに、自己嫌悪が募る。
また、感想を言語化することに集中して、全編目を凝らして流した映画の内容も一週間過ぎれば、淡い断片になって海馬を彷徨っている。そうして再び、薄っぺらくなったコンテンツの断片を手のひらで掬って、嫌気がさす。
どうすればええねんな、という話だけれど、場数を打つしかないというのが現時点での答で、そのために日記のスペースを活用していきたい。
こちらのnoteでは、隔日の日記に併せて、摂取した作品群の感想を少しずつ掲載していく。とはいえ、いきなり感想を書けと言われても戸惑う未来が見て取れるので、以下のレギュレーションを設ける。
あまり多くの情報を叩き込んだところで忘れてしまうのが世の常なので、レギュレーションは2つでいい。事足りる。
というわけで、これから少しずつ作品の摂取記録を残しておこうと思う。連続投稿日数とかは気にせずに、好きなもの・苦手なものを好きなだけ。