7人目の小人は大人だった。
ひとりだけ、違う。
「だいじょうぶ。世間は認めようとしている」
ひとりだけ、みんなと違う。
でも。
もうこれまでとは違う。
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受け入れられる立場って、きっと不安だし嬉しいし。
受け入れるほうは、おそらくたくさん考えて、時代に合わなくなった考えを壊したんだろうな。
願いがあって、思いが積み重なっていく。
すると葛藤、そして衝突。言葉を交わせれば、気づかされることのひとつやふたつ。
納得できるまで話し合おうとすればいいのだ、きっと。
(世界では、意見のぶつけ合いを議論という。意見をぶつけ合い、気づかされることがあればもうけもの。
そうやって、新しい自分になっていく。
意見のぶつけあいをせず傍観者でいると、なぜか頭でっかちになるようだ。口だけの人って、信用ならない。
話し合わないことにはわかり合えないはずなのに「沈黙は金なり」と決めてかかると、足踏みしちゃうよ。
クールで口を閉じているより、泥臭く言い合いしてるほうが、変えていきやすいってことなんだと思う)