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婚活エピソードから。
まわりに独身女性が多いせいか、気にしたことはなかったけれど、結婚願望は根強くあって、婚活に励む女性は一定数いて、その実態の一片をnoteで読ませてもらった時のこと。
男は男で女のそんな心理を逆手にとって、悪いことを企む悪い奴らもまた一定数いることを気づかせてくれる内容だった。
で、その時に思った。なんでこんな世界で均衡が保たれているんだろ? とね。
ある時期、歯科医が数的に飽和して、供給が上まわったというニュースが流れた。あの世界は自然派性的に見えない淘汰が深く静かに潜航し、今やほどよい均衡を保っているように見える。
波がたてば、その波を打ち消す力というものが働いて、均そうとする動きはいつの時代にも機能してきた。見たくもない戦争という大波だって、いつか鎮められる。そのようにして均衡を保つ状態に落ち着いていく。
だけど。
凪になれば、誰かがどこかで波をたててしまう。障子を前にすれば、指に唾つけて突っ込むやつはいつの時代にもいるものだ。このようにして、均衡はよからぬ嗜好によって破られていく。
婚活という投石が波風を立てるのか、悪巧みが障子に穴を開けることになるのかは安易に定義できないが、なんともややこしいパズルは日々折り合いをつけながら前に進めるしかないのだろうなぁ。
やれやれ。
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