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他人と比較してもいいと思う理由


人と比べて、

私なんて…と落ち込んだり

あの人よりはマシ。
と自信を持ったり、

きっとそういう人は沢山いらっしゃると思います。

私もそうでした。

比較対象は友達だったり、
芸能人だったり、
同僚だったり、
人それぞれだと思いますが、

私が幼少期、誰よりも比較していたのは双子の姉でした。


双子なので必然的に
周りからは比較されることが多く、
当時はそれが嫌で嫌で仕方なかったのです。

姉は自分よりも学校の成績が良かったし、
性格も聞き分けが良かったので、
親の期待は姉に向いていました。

劣等感を抱き続けた私は次第に姉を妬むようになりました。

そんな心の状態を10年近く続けた結果、ある日ストレスに耐えられなくなった私は嫉妬溢れる胸の内を
怒りと共に姉にぶちまけました。

そしてその時初めて姉の想いを聞きました。姉自身も、私に対して劣等感を抱いていたと言うのです。

すごく意外でしたが、
同時に、なんて無駄な感情を抱いていたんだと思いました。


人それぞれ個性があり、
成長のスピードも心のレベルも
全て違って当たり前なんです。     

『この人は出来るけど私はできないこと』があると同時に、           『この人には出来ないけど私には出来ること』が必ずあります。  

何が出来るから偉いとか出来ないから駄目だとかそんなものはないのです。    人それぞれ生きる上での役割があるはずだから其々に出来ることをやればいいんです。

個々がとても尊い生命なのです。

比較するのを悪い事だとは思いません。

何故ならば、
自分がどんな人間なのかは、
周りと比較しなくては判らないこともあるからです。

良くないのは他人との違いに
優劣感を抱く事。

私は劣等感により苦しい想いをしただけでなく、その間の自身の成長を妨げてしまったと思います。            “私はできない子”思い込むことで自分と向き合うことが出来なかったのです。



『みんなちがってみんないい』

昔、読んだ本に書いてあった詩です。
たまに思い出します。

この言葉がしっかり心に落ちてきたら、周りに何を言われても気にしなくなりました^_^

(ちなみに双子の姉とは今回のような事もありましたが私にとってはずっと最愛の姉です^_^)

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