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「空腹」は健康促進に加えてパフォーマンスを向上させる

青木厚 著  「空腹」こそ最強のクスリ を拝読させていただいた。

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今回は詳しい読書感想文というよりは自分の実体験も踏まえた解釈を書いていこうと思います。


そもそも現代人は食べ過ぎらしい

1日3食というのは現代の高カロリー食だととにかく食べ過ぎになるらしい。
3食も高カロリー食を食べ続けることは、消化器官を24時間労働させることになる。
毒素を分解する肝臓も働かせすぎると対応できなくなり、分解されなかった毒素は身体中を回るという。
吸収した栄養はエネルギーになるが、使われずに余るとそれは脂肪となり、無限にため続けるんだとか。

特に糖質の取りすぎで血糖値が乱高下している。

特にこの本で言われているのは糖質。
ご飯やパンなどの炭水化物やスイーツなど、現代食は多くの糖質にあふれている。
このようなものを多く摂取すると血糖値が急上昇する
血糖値が急上昇するとこれを下げようとする身体の仕組みが働いて、今度は逆に急低下する。
⇒その結果、眠くなったりイライラしたりする。
ご飯を食べた後眠くなるのはこれが原因。

普段から血糖値の乱高下を実感している

自分はクローン病ながら、というかだからともいうべきか
おかずは揚げ物などの脂質が多いものは控えなければならない。なので白米は2杯や3杯食べることも多々あった。
その結果いつも頭がボーっとした状態になっており、次の日も眠気がとれないなんてことはザラだった。

今ではこれを自覚して、白米を食べることを抑えるように心がけているし
、食事の最初にサラダから食べることで血糖値の上昇を抑えようとしているが、なかなかうまくいかない。
ひどいときなんかは、うとうとどころか意識を全く保っていられず気絶に近い状態に陥ることもある。

1食抜くことで消化器官を休ませる

ではどうしたらよいか。
この本では断食を説いている。
断食といっても1食や2食分抜く程度。さらに土日のいずれかでもよいとのこと。
時間にして16時間なにも食べない時間を作ると最大の効果が得られるとのことだった。

16時間断食することで起こる「オートファジー」とは

書によると、16時間の断食で「オートファジー」なる変化が身体で起こり始めるというのが最新の研究で明らかになっているらしい。
この「オートファジー」という言葉が本書では何度も登場する。ひとつのキーワードのようなものになっている。
ではオートファジーとはどういうものなのか

オートファジーとは簡単に言うと、
「古くなった細胞を内側から新しく生まれ変わらせる仕組み」
なのだそうだ。

私たちの細胞の元であるタンパク質。
普段は食事によって常に新しいタンパク質が作られる一方で、古いタンパク質は破棄しきれず溜まっていっている。
ここで、食事が途絶えたことを身体が検知すると、古くて破棄しきれなかったタンパク質を集めて分解し、新たなタンパク質を作り出す。
新たなタンパク質を作るということは、細胞を新しく生まれ変わらせるということなのだそうだ。

細胞が生まれ変わると、身体にとって不要なものや老廃物が一掃され、細胞や器官の機能が活性化するのだそうだ。

16時間断食の具体的な方法も紹介

16時間断食の具体的な実現方法案についても本書で紹介されていた。
ここでは本書にあった2パターンを簡単に紹介する

①18時に夕食を取り、10時に朝食を取るパターン。18時から次の日の10時までが絶食タイム

このパターンは以下のメリットがある

  • 断食時間を睡眠時間にうまく当てはめているので空腹を感じる時間帯が短く済む。

  • 身体への負担が少なく、アンチエイジングや病気への予防効果が期待できる

  • 10時から18時までは食事出来るので3食取ることが出来る

②6時に朝食を取り、22時に夕食を取る。朝6時から夜22時までが絶食タイムとなる。昼食は取らない

このパターンのメリットは以下

  • 働きながらでも対応したすいタイムスケジュール

  • 朝食を取らないと仕事に支障が出る人向き

  • 昼食を取らないので午後眠くなることもない

ポイントとして、朝にご飯や麺類を食べると昼間の空腹感が強くなるので、炭水化物は控える必要がある。

実際に試してみた結果は

では実際に試してみた結果はどうだったか
これについては後日別記事としてあげさせていただくつもりだ。
続報をお待ち頂きたいと思う。


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