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08 STAFF INTERVIEW 佐藤光美

こんにちは、森下奈津です。
今回は、佐藤光美さん(通称:てるみさん)にインタビューをしていきます。
物腰が柔らかく、みんなにやさしいスタッフです。

・入社:2018年
・出身地:福島県
・資格:管理栄養士、公認スポーツ栄養士
・チームマネージメントやセミナー講師、アカデミー運営などを主に担当しています。

まずは、仕事のことについて聞いていきます。
どうして栄養士になろうと思ったのですか?
てるみさん:中学、高校の時にバスケットボールをしていましたが、高校卒業後も選手として続けるのはレベル的に難しかったので、選手と一緒に働ける仕事に就きたいと思いました。そこで、トレーナーか栄養士になろうと思い、それぞれの勉強する内容を調べた結果、栄養士になろうと思いました。

OTOMOに入社する前はどんな仕事をしていましたか?
てるみさん:給食会社で働いていました。大学時代のゼミの先生から、実業団のバスケットボールのチームが栄養士を探しているという話をいただいて、チームに不定期で栄養の話をしに行くようになりました。しばらくすると、バスケットボール寮の食事を担当している給食会社の栄養士さんが産休に入られるので、後任として推薦していただき、給食会社で働くことになりました。

チームの母体企業の社員食堂の配属となったので、バスケットボールだけでなく、社員食堂の栄養士業務もしていました。
社員食堂は月~金曜日の営業ですが、バスケットボールのシーズン中は、ほぼ毎週末試合があったので、遠征先のホテルの献立を調整したり、県内で試合のある土日には寮に行って選手の食事を見たり、試合を見に行ったりもしていました。
社員食堂や社内グループの仕事とバスケットボール寮の仕事でとても忙しかったですし、たくさん怒られることもありましたが、そこで鍛えられました。社会人として仕事の仕方を教えていただのが今に活きていて、とても感謝しています。

OTOMOへの転職は、めぐさんや私が声を掛けたと記憶しているのですが、改めて聞かせてもらえますか?
てるみさん:そうですね。もともと、めぐさんやなつさんとは知り合いで、私たちの師匠でもある柴崎さんがされていた水泳合宿に、毎年のように一緒にお手伝いに行っていました。その時に、めぐさん、なつさんに声を掛けられたのがきっかけです。ずっと言い続けてくれていました。
当時、愛知に現場が増えるという話があったことと、OTOMOの社内勉強会でお世話になっていた先生(めぐさんの大学院時代の指導教員である中谷先生)に転職の相談をした際に「OTOMOいいと思うよ」とおっしゃってくださったので、関係の深い先生がおっしゃるならと、安心材料が増えたこともあり転職を決めました。

前の職場では、バスケットボール以外の仕事も忙しかったですし、近いところにスポーツ栄養の仲間がいませんでした。また、チームの成績がなかなか上がらない時期があり、自分の力が足りていないことも勝てない要因のひとつなのでは?と考えたりしていました。そういうタイミングで声をかけてもらったので、多少の不安はありましたが、自分の力をつけることとスポーツ栄養の仲間と一緒に働ける環境がいいと思い、外に出ることにしました。

森下:入社してみて、いかがでしたか?
てるみさん:OTOMOに入社した目的の一つに「調理ができるようになりたい」というのがありました。前職ではなかなか調理に入れなかったので、自信を持って「料理ができます」と言えませんでした。自分一人で作って提供するということに自信がありませんでしたし、合宿帯同もできるようになりたかったです。入社後は、はじめにすごく丁寧に引継ぎをしてもらい、合宿帯同もするようになり、自信が持てるようになりました。
合宿は朝から晩まで調理をしていたので疲れましたが楽しかったです。合宿では、アスリートの生活環境に入って食事を作ることもあって、普段見られない部分を見ることもできました。トレーニングの様子や実際の活動時間など、聞いたり想像したりしていたこととの違いも見えたので、とても勉強になりました。

合宿もそうですが、OTOMOでは寮などで食事提供をすることが多いので、生活が見えるのが強みだと思いました。アスリートの情報(コンディションや行動パターンなど)が増えると、私たちのアドバイスの精度を上げることができると思っています。同時に、聞き取る時の自分の引き出しを増やすなど、自分が成長することも必要だと思っています。

仕事をするときは、どんなことを思ったり、考えたりしていますか?
てるみさん:自分が担当している仕事の目的や意図を考えて、仕事をするようにしてます。意識しないと忘れてしまいそうになるので、それを意識しなくてもできるように頑張っています。
今は仕事が立て込んでいるので、追われている感がありますが、先のスケジュールを立てて、自分がやりたいと言った仕事をできるようにしたいと思っています。

仕事をしていてやりがいを感じるのはどんなところですか?
てるみさん:この業界はずっと変化するので、勉強し続けなければいけないことは、やりがいだと思っています。とは言うものの、できてませんが…。
勉強することで、まず自分が成長したいです。自分が成長すればできることが増えて、アスリートの成長にもつながり、チームも勝てるようになると思っています。アスリートの目標に共に挑みたいと思っています。
足りないことがたくさんあって、伸びしろしかないところがやりがいだと思います(笑)

ここからは、パーソナルな部分について聞いていきます。
おすすめの本はありますか?
てるみさん:普段、本はあまり読まないのですが、好きなタレントが出る映画やドラマの原作や小説は読みます。出演する作品によって、様々なジャンルの本を読むので、自分の世界が広がりました。そのタレントの下積み時代のことが書かれた本も何回も読んでいます。
他には、仕事で困った時に仕事の本を読んだりします。

座右の銘はありますか?
てるみさん:前の職場の人が言っていた言葉で「意識(心)が変われば行動が変わる 行動が変われば習慣が変わる 習慣が変われば人格が変わる 人格が変われば運命が変わる」
20代前半に聞いた言葉なのですが、ずっと自分の中に残っています。はじめはピンと来ていませんでしたが、落とし込んで考えると、なるほどと思いました。
あとは、あるアイドルグループの曲に出てくる「死ぬまで成長期」というフレーズも共感できて好きです。

身につけたい能力はありますか?
てるみさん:いっぱいあります。足りない物ばっかりです。
行動力:めんどくさがりのなまけものなので、行動力が欲しいです。忙しいと部屋もぐちゃぐちゃになるので、すぐに整理整頓ができるようになりたいです。
落ち着きも欲しいです。周りからはそうは見られないのですが、緊張しやすいので、落ち着きたいです。

趣味や休日のリフレッシュ方法を教えてください
てるみさん:寝ることです。休みの前日は夜更かしをして、休みの日もゆっくり起きて、昼寝もして、夜も寝ます。
また、バスケットLIVEという動画配信でバスケットボールの試合を見ています。Bリーグ、Wリーグ、代表戦、インカレ、高校生の試合など全部見られます。多すぎて見切れないのですが。お世話になったチームや好きなチームの試合も毎年見に行っています。
あとは、紅茶が好きなので、年末は紅茶のアドベントカレンダーを3つ買いました。毎日違う種類が飲めるので、そこから好きなものを見つけて、楽しんでいました。

てるみさんありがとうございました。
てるみさんはやさしい雰囲気で、アスリートとのコミュニケーションや距離を保つのが上手で、一緒に働いていてとても勉強になります。
次回は、勉強熱心でガッツのあるスタッフを紹介します。