#13 絵を描く。 自作の見通し図
凸凹発達の息子8歳。
言葉の壁が厚い彼にとって、絵を描くことは、表現ツールの1つになっています。
毎日A4コピー用紙にせっせとしたためる絵の数々。
前回『宇宙不思議大発見』の話しの続きです。今回も絵と共にどうぞ。
惑星と七曜の関係に気付いた息子。↓
この七曜発見のおかげで、見通しを自作した、そんなお話しです。
昨年末、予防接種に行きました。
もちろん、息子は注射が苦手です。
赤ちゃんの時から大変でした。
なので、物心ついた頃には
①風邪で受診する病院
②注射をする病院
の 2つに別ける事にして、
普段の受診をスムーズ行えるようにしました。
ただ、問題は ②の注射 です。
これはもう、本人も、私自身も覚悟を決めるしかありません。
まだ幼い頃は、注射は直前まで伏せていました。
加えて、注射のための事前準備をしていたので紹介しますと…
【事前にできるコト(注射編)】
①5カウントの練習
(5カウントは絶対に動かない)
→見通しを持つ練習
→そのうち自ら注射練習する勤勉ぶりです
②アイスの"ニンジン作戦"
(終わったらアイスを買う)
→見通しと気持ちの切り替えツール
→待合室ではアイスの話しをして待つ
練習のなどの甲斐もあり、年中の頃にはスムーズに打てるようになり、本人も自信が付いたようでした。
そして今は、前日に伝えても大丈夫。
一人でイスに座り、抑え込む必要もなく、半泣きではありますが、叫ばずにできるようになりました。
毎回逃げずに立ち向かう勇猛な息子の背中を見ては、カッコイイ奴だなぁと感心しています。
もちろん、先日の予防接種もバッチリ頑張れました。
そして、
帰宅後にせっせと描いたのはコチラ↓
なんとなく、絵の意味が想像できますね(笑)
『月火水木金土日の曜日に当てはまる惑星』
×
『注 射』
です。
それから息子は尋ねます。
息子「火曜日注射した。痛かったねぇ。」
「かあちゃん。水曜日は注射?」
私 「違うよ。注射はもう終わったよ〜」
息子「木曜日注射?」
私 「しないよ」
息子「金曜日注射?」
私 「しないよ」
………と一週間分の注射の予定を一通り確認し、火曜日が注射dayだと、判明。
ひと目でXdayの分かるカレンダーを自作。それにしても、
注射dayを知るだけにしては、
ちと もったいない気がするユニバーサルな曜日カレンダーです。
この自作のカレンダーは、日付けが書かれていません。1週間を永遠にリピートできます。
おそらく…
彼は気付いていません。
なので、来週になる頃に、きっと彼は尋ねるでしょう。
「かぁちゃん。火曜日は注射?」
安心しなされ。もう来年まで注射の予定はないよ。
さて。
息子の『宇宙不思議発見』はどこまで続くのでしょうか。
そして、いつか気付くのでしょうか。
地球が太陽の周りを一周したら1年として数える事。
地球に住む私達の1年は、およそ365日である事。
カレンダーの日付にも、そうやって宇宙が関係している事。 …を。
それから、
改めて私が思う事は、
ヒトは太古の昔から、生活するために『見通し』を必要としてきた事。
目には見えないものを知るために、見通すツールを沢山発明してきた事。
人類の安定と発展に『見通し』は欠かせないという事。
多かれ少なかれ、私もあなたも誰でもみ〜んな『見通し』のある世界で生きているという事。
うん、、そんな事を思った次第です。
ではでは。
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