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3/8 国際女性デー(ミモザの日)
春を告げる大人気のミモザ
そう今日3/8はミモザの日です。
可愛い黄色のぽあぽあ。
そしていい香りがします!それはもう幸せな香り。
ミモザ(アカシア)についての科目などはこちら
ミモザ(アカシア)
科・属 マメ科・アカシア属
和名 銀葉アカシア
英名 mimosa
学名 Acacia decurrense var.dealbata
原産地 オーストラリア
開花期 2月~4月
日本での花言葉は、「優雅」「友情」
本場イタリアでの花言葉は、「感謝」
ちなみにフランスでの花言葉は「思いやり」「豊かな感性」
なーんて書きましたが実はめちゃくちゃややこしい。
実はミモザってミモザじゃないんです。
意味わからないですよね‥
マニアックな話なんで、すっ飛ばしてもOKですが
まずミモザというのは本来オジギソウの意。(葉っぱ似ていますよね)
つまりは昔々誰かが間違えた!そしてそれが広まった!
そして、
ミモザと呼ばれているものは、フサアカシア→マメ科アカシア属など
アカシアと呼ばれているものは、ニセアカシア→マメ科ハリエンジュ属など
オジギソウと呼ばれているものは、ネムリグサミモザ→ネムノキ科など
本来アカシアなのはミモザと呼ばれ、本来ミモザのものはオジギソウと呼ばれ、本来ニセアカシアなのはアカシアに。。。
日本に伝わる(広まる)順番の問題などでこんなことになったとのことです。
やーね。笑
ちなみに国際女性デー=ミモザを男性から女性にあげる日となってますが、
ミモザをあげる習慣はイタリアの話。(とはいえこの習慣は第二次世界大戦後1946年からで歴史は古い)
他の国では女性に花束をあげる日のような感じです。
そして、国によってはこの日を祝日にしてる所もあるんですよ‥‥!
肝心なお花の話に移りますが、
一言にミモザと言ってもいろんなミモザがあります。
(ややこしくなりますが、本来アカシアと呼ばれるはずだったミモザの話でみなさんがミモザと認識するやつです)
パールアカシアに銀葉アカシア、アカシアコベニーにフサアカシア、アカシアフロリバンダに三角葉アカシア。
ざっと切花で流通しているものを挙げてみました。
パールや三角葉は特徴的なのでよくわかりますが
ややこしいのが、フサアカシアと銀葉アカシア。
ちなみにミモザミランドールはフサアカシアとイコールという認識でOKです。
世界的にはフサアカシアがミモザ(アカシア)を指すものなんですが、国産では銀葉アカシアが多く流通しています。※もちろん国内でもフサアカシアを作っている方は少ないですがいます。
でもほとんどが銀葉です。
では何が違うのか。
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なんでフリー画像になったかというと、私が国産は入れないからです。
ミモザというものとっても乾きやすい花。
そして殆どの方がドライフラワーにする目線で買って下さります。
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ビニールに包んである方が国産の銀葉アカシア、裸のやつがフサアカシア。
別に国産の批判をするわけではないのですが、
輸入のフサアカシア(本種)の方が葉っぱも花も大きいんです。
※ちなみに輸入の方は高級品とも言われたりします。
前に記事に書いた通り、ドライフラワーになるとギューッと縮まります。
だから大きい方が綺麗なポンポンしたミモザのドライフラワーが出来るのです。+葉っぱも散りにくいです。
+縮まり方の差的に花の1つ1つの密度も違うのかもしれません。(言い方が分かりません!笑)
ドライ目線の方が多いからこそ私はここに拘ります!
何度も言いますがドライにするなら、絶対輸入!
イタリアのフサアカシア(ミランドール)!
国産と輸入はドライにしてからの花の色持ちも違う、どんなに高い国産買っても輸入には敵わないと使用してくださるお客様からお声を多数いただいています。
フリー画像でいいのがなかなかなかったので載せられませんでしたが、ぜひ“フサアカシア”と“銀葉アカシア”検索してみてください。
みんなわかるぐらい違います。
そしてこれも2回目ですが、世界的にミモザと言われるのはフサアカシア(ミランドール)
せっかくなら本物がいいというのが個人的意見です(銀葉が偽物とは言わないですが‥)
そして流通時期。
輸入は、1-2月(駆け出しで12月後半に見ることもあります。そして2月に入ったらほぼ終わりです。)
国産は、気温によりますが大体輸入の終わりかけの時期からミモザの日周辺(2-4月?4月はほぼ絶望的ですが‥)
つまり生花でミモザの日に出ているものの多くは銀葉である確率が高いです。
で、イタリアでミモザをあげる習慣があるのになぜ輸入ものは2月で区切ってるの?って話。
ミモザの満開は蒸れるんです。
蒸れたら茶色くなるんです。。イタリアミモザはたしか2カ国ぐらい経由して届きます。この間に蒸れないはずがないですよね?
そういうことです。
茶色くなったらもう終わりです😇
国内でも同様です。
殆どが画像のようなものだったりしますが、一部生産者さんが計算して切ってとある一工夫をして出荷しているものもあり、それはもうブランドのような扱いをされています。
(この一工夫、一筋縄ではいかないんです。)
→実際、最後に挙げた銀葉よりぽわぽわふわふわに咲いています!輸入の方が大粒なのは変わりませんが‥
色々書きましたが、ミモザの日にミモザが欲しい!という気持ちはよく分かります。
うちのお店は申し訳ないことに、私のちょっと変わった思考から仕入れませんがお近くのお花屋さんにはきっとあると思います。
ドライ用と生花用使い分けをしてみるのもいいのではないでしょうか??
そして最初に書きましたがミモザは乾きやすい花。
ドライにする場合は、すぐ干してあげてください!じゃないとすごく癖づいたドライになります。
また購入したときにビニールなどに入っている場合は、蒸れないように少しでも早く袋から取り出してあげてください!
春の訪れを伝える黄色い使者 ミモザ(アカシア)
近年は人気も上昇していて高騰傾向‥
今年はダブルパンチでしたが‥(人気とニュースでも多く取り上げられてある原油など油の高騰問題)
来年も素敵なお花を仕入れられますように。