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全盲が楽しむ美味しいごはん

久しぶりの投稿です。
おとらぼ利用者デグリンです。
私は、全盲歴8年
だいぶ盲目生活が板に付いてきた感じ(自分で言うにはなんですが…)

まだまだ自力外出はままならないが、
昨日、久々に使ったガイドヘルパー曰く
「出口さん すごくスムーズに歩けてる…」

やはりガイドヘルパーさんでも
慣れた視覚障碍者のほうが
安心で嬉しいみたい。

そのガイドヘルパーさんと
私がお世話になった友人夫妻と、
昨日は知る人ぞ知る穴場の
お店  PIZZERIA e TRATTORIA DUOMO (ドゥオモ)
行ってきました!

雰囲気もBGMもおしゃれで、大人のセレブ感いっぱいの場所。

そこでpizzaとパスタ等注文し
四人で分け分けして、久々にいい時間を堪能しました。

所で、

見えない人達はどうやって食事するの?

って、思っておられるでしょう。
勿論、外食する場合、視覚障がい者は大体ガイドヘルパーさんが
メニューの内容や食事が来た時、食べる時、細かく説明してくれて助かります。
でも、視覚障がい者は見えないだけなので、食事が来たら自力で
箸やフォークを使い食事を楽しみます。

でもどうやって箸で食材をつまんだりするのか?疑問だと思いますが、
私も段々視力が落ち始めていた時、かろうじて見える目を酷使して、
視力だけに頼りつまんでいたっけ。
(もう、忘れたけどね)

見えなくなった今は食材の感覚に頼り、つまんで食べていますよ。
えらいもんで、なんでもチャレンジしていたら慣れちゃうもんですね(笑)   

ルパーさんが食事の事えをうまく説明してくれるから、見えなくても想像の翼を膨らませるし、
私の場合そんな不自由不幸感ないですね。
   
強いて言えば、外食でカレーライス頼んだ時にスプーンでライスにカレールーをかけ、
スプーンで口に運んで食べるのはしんどいですが、まあちょっとお皿に顔を少し近付け食べてもいいのかも。
今の時代は、他人からじろじろ見られる事も大丈夫だから。

昨日、pizzaを食べる時、窯で焼かれたpizzaを割りばしで食べましたけど。
ナイフとフォークでチャレンジしても良かったと、反省。

でも家で食べる時油断してるのか、
コップのお茶とか机上の花瓶をうっかりこぼし、怖い思いする事ありますけどね。
もう、嫌になりますけど。

僕らチャレンジャーだから…そんな粗相も勉強だと割り切るしかないですね。
私の場合は、見えていた時代が長かったので、観ながら食べていた記憶に基づいて食べたり、コップにポットからお湯を注ぎコーヒー等を飲んだり出来ています。 
でも普通の健常の人たちは、見えない人たちの食事や生活は想像できないかもしれないですね。

だから    
闇鍋じゃないけど
目隠しをして食事をしたり生活してみる。
ゲーム感覚でやってみるのも楽しいかも!?

また見えない人たちの生活をコラムニ記載したいなと思います。
どうぞ宜しくお願いしますね。
以上でした。