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小生
2015年3月25日 17:38
モノクロの絵、主人公の辛さが現れる文、そして呼び出された怪物。これらが合わさって物語りは”現実”となる。 終り方がいい。悲しいし、苦しいけどきっと少年は前に行ける。そう思えるけど、やっぱり悲しい。辛くとも優しい終わりだった。 また大人になって読みたい。
2015年3月29日 22:52
読了!!最終局面に向かいながら登場人物たちの混乱具合や騒然とした雰囲気を息を詰めゾクゾクしながら読みきった!この本の厚さと京極夏彦さんだから演出できる複雑怪奇なストーリー、そしてこの厚さなのに一気読みできる奥の深い考え抜かれたストーリー!なにより京極堂の憑き物落としのシーンが点と点でしか読者に語られなかった伏線を繋げてくれる。なんとも痛快な気分になる。嗚呼、もう美しい #京極夏彦 #