見出し画像

懐かしい歌が聴こえても

時はもう戻せない

一度並んだ道は
二つに別れた

君はきみで
私はわたしで
ただ歩くだけ

流れる季節が
思い出の風を
連れてきたとしても

それはもう、
今の全てではない

過去を照らす
光と闇は

今の私の一部になった

もし君がもう一度、
私をみつけても

君はもう忘れていい
約束など守らなくていいよ

どうか、過去にとらわれないで
新たな世界との
その糸を結びなおして

私はただ、
その道を歩く君を
遠くから見守っている


写真 そのまんま大学生さん