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絵本をコミュニケーションツールと捉えていた

久しぶりに絵本の原画展に行き、心を揺さぶられ帰ってきました。

絵本作家「かがくいひろしの世界展」

“かがくい ひろし”さんのお名前は一度は子どもと関わる場所や
本屋さんや図書館などで出会ったことがあると思います。

かがくいひろしの世界展は本当に名前の通りかがくいひろしの世界展でした。

かがくいひろしさんのプロフィールはこちらからどうぞ!
https://www.bronze.co.jp/darumasan/kagakui/

この展示会で感じたのはかがくいひろしさんが人が好きで、どれだけの人に好きの思いを渡してきたか。
どれだけの人がかがくいさんを好きで、かがくいさんを思っていたのかが伝わる場所でした。

絵本作家かがくいひろしの世界展より

原画をはじめ会場の雰囲気、かがくいさんが遺していった作品や言葉、愛用品たちから感じられるのはもちろん、かがくいさんに寄せられたコメント一つ一つからもあたたかい気持ちが溢れていました。

人生に必要のない経験はなく、全てがその人を構成する要素になっていることをかがくいさんの人生で見せてもらいました。

その中で残った言葉は

お百姓さんは、自分は作った作物に芸術家のようにサインを書き入れたりしない。でも立派に育った作物は、みんなを笑顔にしていく。創作活動も教育活動も同様だ。教師には、子どもたちとより豊かに生きようとする日々の行いの中に、尊い命がある。芸術家も世俗的な功名ではなく、真正に創造したアートで、人々を幸せにする使命がある。

生命のバトンパスーかがくいひろしの創作の源泉より

褒められるわけでも、自分の名前が刻まれるわけでなく、よりよくなるよう日々考え続けていくことに意味がある。
使命があることは人生を豊かにする。
自分だけでなくこどもたちの未来を考え、よりよくを追求して生きられることは本当に幸せなことだと教えてくれる子ども達の存在がさらに尊く感じました。

絵本展では動くだるまさんが見れて子ども達も大喜び

もう一つある苦い経験から、自分の描きたい表現したいものだけを描いているだけでは、伝えたいことが中々伝わらない。だから人に伝わるようにものを描かなきゃいけないと思った事でかがくいさんの作風はガラリと変化していきます。この変化も作品展の見どころだと思います。

我が家の子どもたちもとーってもお世話になったかがくいひろしさんと言えばの“だるまさんシリーズ”が、どんな人生経験のもと作り上げられていったかを知れて読む目がまた変わりました。

このだるまさんシリーズ本当に可愛いんですが、原画はさらに可愛い!
写真も撮ってよくてたくさん撮りましたが、この絵のあったかい雰囲気はやはり生で感じてもらいたい。

自分のために買った「なつのおとずれ」ポストカード

神戸の方は夏休み中開催しているので、お子様づれでもぜひ!

夏の後は東京、宮崎、福岡と巡回するようなので、神戸が遠い方もお近くのところでぜひかがくいひろしの世界を見に行って、絵本を通したかがくいさんからのコミュニケーションを受け取ってみてください。

かがくいさんの方法とは違いますが、私も絵本をコミュニケーションツールの一つとして、これからも大切な人同士の思いを届ける時には活躍してもらいます!

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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