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薬を飲むということ
昨日の朝まですごく鬱で、ここではない何処かへ行きたい気持ちだったんだけど、ちょっと働いてカフェインとビタミンB群のサプリを飲み、温泉に入ったらそんな気持ちはどうでも良くなって、飲みに行って、スポーツの後のような心地よい猛烈な眠気で布団に沈んだ。
私は、婦人系の持病があるため薬を飲んで生理が来ないようにしてる。だから生理前のイライラとかもない。生理があった頃は自分の意志で感情を制御できないくらいイライラしていて、物や周りの人に当たり散らして自己嫌悪していた。箸が転がっただけで箸を粉砕したくなるくらいひどかった。
そういうときいつも、「こんなの本当の私じゃない」って思うんだけど、薬やカフェインやサプリメントで簡単に気分が変えられてしまうなら本当の私って何なの?私は、何を本当の私だと思ってるんだろうって思ったのだった。
不機嫌な私を、私は人格の一部として認めない!と、きっとそういうふうに私は思っているんでしょうね。もちろんゴキゲンな方がいい。たしかに自分も他人もそのほうが嬉しい。
私が人に相談とか出来ないのはこれが原因の一つでもありそう。自分すら承認していない部分を人に見せるわけにはいかないと、不機嫌な自分を汚い痣のように扱っていたように思う。薬を飲んでてもそれを切り離し隠したい。
きのう、色々飲んでご機嫌になった私は、私の一部を薬で葬って、なんで私は機嫌のいい私だけを私だと思ってるんだろうって思ったんだよな。
たいせつなのはきっと「今の私」で、いろんな状態の私があることを認めていく練習をしようと思った。病めるときも健やかなるときも全部の私と共存したい。